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三田特産のヤマノイモを使ったカステラをPRする福田一郎さん=パスカルさんだ一番館
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三田特産のヤマノイモを使ったカステラをPRする福田一郎さん=パスカルさんだ一番館

 兵庫県三田市内の農家と長崎市の和菓子店が協力し、三田特産のヤマノイモを使ったカステラを開発した。使い道に困っていた規格外の商品を利用。JA兵庫六甲の農産物直売所「パスカルさんだ一番館」(川除)などで販売している。生産者は「ヤマノイモの粘りが生かされてもっちりとした仕上がり。お土産にどうぞ」とPRする。(山脇未菜美)

 ヤマノイモはナガイモより粘りが強く、風味が良いのが特長。三田市内では、JA兵庫六甲の山の芋部会に29人が所属し、約388アールで栽培。年間約39トンを出荷している。

 贈答品などとして人気が高い一方、困っていたのが、形が悪かったり、傷が付いたりした規格外品の使い道。農家が自宅で食べるなどしていたが、「おいしいのに売れないのはもったいない」と2年前、JA兵庫六甲が食品卸売業の「日乃本食産」(志手原)にヤマノイモをペースト状にしてもらい、市内外の業者に商品化を依頼した。お湯を注いで食べるフリーズドライなどにも挑戦したが、粘り気を生かせず断念した。

 JAの担当者が、神戸市東灘区の料理研究家白井操さんに相談したところ、紹介されたのが長崎市の老舗和菓子店「琴海堂」。高級砂糖の和三盆を使った生地に、風味を感じられる程度のヤマノイモを入れた。焼き上げると、一般的なカステラよりもちもちした食感になったという。

 山の芋部会の福田一郎会長(69)=三田市=は「はるか遠い長崎と協力できるなんて夢にも思わなかった。カステラをきっかけにヤマノイモの知名度も上がれば」と話す。

 パスカルさんだ一番館のほか、神戸市東灘区の「ファーマーズマーケットマチマルシェ御影」で販売。1号(約580グラム)2千円、0・5号(約290グラム)千円。同館TEL079・563・7744

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