三田

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夕食を楽しむ参加者。大勢で食べるとおいしい=三田市三田町、三田じばやん倶楽部
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夕食を楽しむ参加者。大勢で食べるとおいしい=三田市三田町、三田じばやん倶楽部
おなかいっぱいになった後、ゲームで遊ぶ子ども
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おなかいっぱいになった後、ゲームで遊ぶ子ども

 子どもやお年寄りらが月1回、一緒に夕食を楽しむ「こどもじばやん食堂」が開設から1年を迎えた。県民交流広場「三田じばやん倶楽部」(兵庫県三田市三田町)が企画。最初は10人ほどだった参加者も、今では約50人が集まり、毎回、満席になる。地域の憩いの場として定着しつつある。

 「おばちゃん、今日のご飯は何?」「食べ終わったら将棋しよー」。午後6時。続々と子どもたちが集まり、元気な声が響く。この日のメニューはカレーとサラダ、ホウレンソウのおひたしなど。外までおいしそうな匂いが漂っている。

 倶楽部は、民家を改築し、多世代が集えるカフェや、子どもに勉強を教える「寺子屋」などを展開している。食堂は大東真弓副代表(61)=屋敷町=を中心に、昨年4月末に始めた。

 大東さんは、倶楽部で遊ぶ子どもたちが、ホットケーキやたこ焼きを食べながら「昨日、お母さんとお父さんがけんかして…」「学校で友達にいじわるされてるねん」などと漏らすのを聞いた。「『食べること』を通して、子どもが自分を解放できる場になれば」と、食堂の開設を思い立ったという。地域では1人暮らしのお年寄りも増えており、交流の場として高齢者も参加できるようにした。

 毎月、月末の金曜日に開く食堂のメニューはカレーが中心。食材は地域の人が提供してくれることも多い。子どもたちは食後、大学生やボランティアと遊ぶ。

 毎回参加するという女性(35)は、小学2年の長男と幼稚園に通う双子の娘の母。「夫の帰宅が遅いので、家ではいつも家事に追われてゆっくり子どもと食事をできない。食堂はありがたい」。1人で参加する小学3年の男児(9)は「学校は苦手だけど、ここは楽しい」と笑顔だ。

 大東さんは「大人になっても『おばちゃんが作ったご飯、また食べたいな』と感じてもらえる“古里”にしたい」と話す。

 午後6~8時。大人300円、中学生以下100円。同倶楽部TEL079・550・5113

(山脇未菜美)

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