三田

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 兵庫県三田市は18日、市民病院の2017年度決算で、純損益が3800万円の黒字になる見通しを明らかにした。黒字は13年度以来4年ぶり。救急車の受け入れを断らない方針を徹底し、入院患者が増えたことが要因。ただ、国が決める診療報酬によって今後の収支が変動するため、先行きの経営状況は厳しいと見ている。

 市議会の市民病院あり方特別委員会で示した。

 医療現場の収入である「医業収益」は前年度に比べて4・3%増の78億3200万円を見込む。このうち7割近くを占める「入院収益」は同4・0%増の54億2200万円。「外来収益」も同7・6%増の18億900万円と、いずれも大きく伸びる。

 一方、経費の伸びは最小限に抑えた。最終的な利益を示す純損益は、前年度の9600万円の赤字から1億3千万円以上の改善を見込む。ただ、市は18年度以降、単年度の黒字を続けることは難しいと見込む。診療報酬が下がれば、全体の収益が減少するからだ。

 さらに、1995年にオープンした病院建物の建設に伴う借金の返済が収入の増加を上回るため、手元の資金は今後も減り続ける見通し。資金残高は17年度末は前年度から約1億円減の2億7900万円。このままでは19年度末にゼロ、翌20年度末にはマイナス1億4800円となるという。

 市民病院の経営改革を担う米田義正副院長兼事務局長は「資金残高がマイナスになると市の他財源を当てにするほかなく、経営としては危機的状況になる」との見通しを示した。(高見雄樹)

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