三田

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 兵庫県三田市は8日から、ふるさと納税の返礼品を見直し、市内の墓の清掃や空き家の見回り、高齢者の家事や外出支援をメニューに取り入れる。返礼品の価格を抑える一方、実家や親元を離れ、市外で暮らす人たちに細やかなサービスを提供し、寄付への協力を求める。

 新しい返礼品では、市シルバー人材センターが、墓の除草や清掃、空き家の見回りサービスを提供する。作業終了後、希望者には写真と報告書を送る予定。遠くに住んでいたり、高齢で頻繁に足を運ぶのが難しかったりするケースを想定し、寄付額1万円で3千円相当のサービスを用意する。

 訪問介護事業所は高齢者の料理や洗濯、部屋の掃除のほか、買い物などの外出支援を実施。市は三田で高齢の親が暮らす人たちのニーズがあるとみており、寄付額3万円で1回2時間(9千円相当)の作業に当たる。

 ふるさと納税を巡っては昨年4月、総務省が過熱する返礼品競争について、返礼品の調達額は寄付額の3割以下とする目安を設定した。市では全104種類の返礼品があり、三田牛や三田ポークなど精肉、ハム類が充実。1万円の寄付では5千円相当の36種類を用意していた。

 新しいメニューでは全123種類用意し、寄付額の3割に返礼品の金額を統一。これまで1万円の寄付で受け取っていた「三田牛すき焼き400グラム」は2万円の寄付が必要になる。

 2016年度の三田市への寄付金額は15年度より2053万円増の2億2933万円。市まちのブランド創造課は今後、返礼品メニューの変更で寄付が減る可能性もあるとみるが、「特産品だけではなく、ニーズに合った返礼品を充実させ、三田の魅力を発信していきたい」としている。(門田晋一)

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