三田

  • 印刷
平井重次さん(右)の説明を聞く参加者=三田市立図書館
拡大
平井重次さん(右)の説明を聞く参加者=三田市立図書館

 兵庫県三田市に伝わる民話から地域の歴史を考える講座が21日、市立図書館(同市南が丘2)であった。市民グループ「さんだガイド塾」のメンバーがスライドに絵を映し出し、物語を朗読。約30人が時代背景を踏まえて昔の三田に思いをはせた。

 同塾と図書館が共催する「郷土史井戸端会議」の一環。この日は、同塾のメンバーが三つの民話を朗読し、代表の平井重次さん(79)=同市=が内容を解説した。

 藍本地区の民話では、米の不作に苦しむ家族を描いた「うばが谷の水」を紹介。平井さんは地図を示しながら、同地区を流れる武庫川が長雨でよく氾濫していたことに触れ、「水浸しで稲が育たなかった可能性がある」と指摘した。

 小柿地区では、戦国時代に感応寺で保管されていたというニワトリの置物にまつわる「竜神池の金の鶏」を取り上げた。物語の中に若者がまき売りに励むシーンがあり、平井さんは「当時、猪名川の銀山で採掘する際にまきが必要だった。まきは三田から供給していたのではないかと推測できる」と解説。「民話から三田の昔の姿が見える」と締めくくった。(山脇未菜美)

三田の最新
もっと見る

天気(10月20日)

  • 22℃
  • 17℃
  • 20%

  • 21℃
  • 13℃
  • 70%

  • 21℃
  • 16℃
  • 20%

  • 21℃
  • 14℃
  • 30%

お知らせ