三田

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市が購入を予定する自走式草刈り機。機種は今後決める(クボタ提供)
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市が購入を予定する自走式草刈り機。機種は今後決める(クボタ提供)

 田畑のあぜ草などを焼く「野焼き」を減らそうと、兵庫県三田市は刈り取った草を細断する「自走式草刈り機」を農家に貸し出す制度を2018年度末までに始める方針を決めた。使い勝手や野焼きを減らす効果を見極める実証実験と位置付け、数年間続ける。

 自走式草刈り機は、車輪付きの本体があぜ道や田んぼの斜面を進み、内蔵の刃で草を細断する。草をその場に放置しても邪魔にならないのが利点という。

 市農業創造課によると、細断した草は腐食が早まるので燃やす必要がない。機種にもよるが、草の高さが40~50センチなら刈り取りが可能という。

 1台約30万円の自走式草刈り機を5台購入する予定。市内の専業農家や集落営農に取り組む団体に、田植えの準備が始まる来年3月までに貸し出し、同機を使ったデータも報告してもらう。

 同課が県内の状況を調べたところ、「草を細断すれば野焼きの必要性がなくなった」という農家の声があった。同機を集団で購入して効果が出ている例もあり、実証実験を決めた。

 ただ、草刈りの回数や作業時間が増えるデメリットもある。害虫の駆除などを目的にあぜの草を焼く農家もあり、同機が野焼きを減らす目的で使えるのか検証する。

 野焼きを巡っては今年5月、市政への意見や苦情を調査する市のオンブズパーソンが「ニュータウンと農村が隣接する三田の重要課題」と指摘し、市に解決策の提示を求めていた。

 同課は「これで野焼き問題が解決するわけではないが、場所や使い方によって効果がどう変わるのかを見たい」としている。(高見雄樹)

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