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地権者が整備を検討しているJR広野駅北西の土地=三田市広野
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地権者が整備を検討しているJR広野駅北西の土地=三田市広野

 JR広野駅(兵庫県三田市広野)周辺の土地所有者16人が、土地区画整理による駅前整備計画を検討している。周辺は建物の新設などが制限される市街化調整区域で、人口減少などによる地域の衰退が懸念される。地権者らは、3年前に市がつくった規制緩和の制度を初めて使い、新たなまちづくりの可能性を探っている。

 地権者でつくる「まちづくりの会」によると、対象は駅北西の2・2ヘクタール。現在はグラウンドや駐車場などに利用されている。ここにバス停などを備えた駅前ロータリーや公園などを整備し、スーパーなどの商業区画も設けたいという。

 広野駅は、工場が集まるテクノパークなどに最も近いJRの駅だが、駅前は開発が厳しく制限され、駅に乗り入れるバス路線もない。同会は既に住民アンケートを実施し、合意形成を図りながら整備計画などを練る方針だ。

 市都市整備課によると、道路や公園の整備費は大半が地権者の負担。今後は実施主体となる組合の設立なども必要で、計画の実現には数年かかる見通し。

 農村部に多い市街化調整区域では、住民の減少のほか店舗の廃業で買い物に行けない高齢者の増加が問題になっている。市は2015年度、地域活性化のため、市街化調整区域内でも条件を満たせば店舗や住宅を建てられる制度を設けた。広野の計画が実現すれば、市内で初の事例となる。

 同会の吉田光之代表は「ロータリーの開設などで広野駅の利便性を高め、利用者を増やしてまちを活性化させたい」と話している。(高見雄樹)

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