三田

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養生中の芝生広場で落ち葉を拾う弥生小の3年生=弥生が丘2
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養生中の芝生広場で落ち葉を拾う弥生小の3年生=弥生が丘2

 30年近く空き地となっていた兵庫県三田市弥生が丘2の市有地が、芝生広場として整備され、来春オープンする。住民の提案を市政に生かす制度に初めて全面採用された。芝生の面積は1100平方メートルと、市内120カ所の街区公園では例のない広さ。自治会や老人クラブなどでつくる弥生まちづくり協議会が管理し、子どもらを交えて利用方法やルール作りを進めている。

 土地はニュータウンをつなぐ幹線道路沿いにあり、宅地が造成された約30年前から未利用のままだった。市が定期的に草刈りをする以外は放置されていた。

 同協議会は市が2015年につくった「市民参加条例」を活用し、空き地を公園にすることを提案。これが認められ、市が進入路などを整備し、県の補助金で芝生を張った。

 総事業費約1800万円をかけ、今年8月に完成。芝が根付くのを待ち、来年4月ごろに開放する計画だ。住民らが維持管理をすることを条件に、市は市有地の借受料を免除する。

 市公園みどり課によると、有馬富士公園(福島)や中央公園(けやき台2)などの大規模な公園を除くと、広さ千平方メートルを超える芝生広場はないという。

 同協議会は現在、完成後の使い方や名称を住民から募集している。弥生小学校の3年生21人は、地域との関わりを深める総合学習の一環で、広場の活用法について考えている。

 子どもたちからは「ベンチを置いてほしい。絵を描いたり、お年寄りが休んだりできるから」「地域の人が集まってカレー作りをしよう」などの案が寄せられた。子どもから高齢者まで、地域住民がグラウンドゴルフを楽しめる広場にしたいと提案した男児(8)は「広い芝生で、みんなでゴルフができたら気持ちよさそう」と夢を膨らませている。

 まちづくり協議会の福井裕会長(73)は「子どもたちがたくさんの活用アイデアを出してくれてうれしい。多世代が交流できる場にしたい」と話している。(高見雄樹)

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