三田

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蒸した酒米にこうじ菌をなじませる岡村隆夫さんと四女理恵さん=岡村酒造場
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蒸した酒米にこうじ菌をなじませる岡村隆夫さんと四女理恵さん=岡村酒造場

 100年以上にわたって酒造りが続く岡村酒造場(兵庫県三田市木器)で、新酒の仕込みが始まった。朝晩の冷え込みが強まり、いよいよ日本酒の季節が到来。ほのかに甘い香りの蒸気に包まれ、5代目で杜氏の岡村隆夫さん(74)と四女理恵さん(42)が夜明け前からこうじ造りに汗を流している。

 1889(明治22)年に創業し、清酒「千鳥正宗」を醸造。今年も例年通り、1日に仕込みを始めた。

 5日は、まだ暗い午前3時ごろから作業。2人で三田産の酒米「五百万石」約100キロを蒸し、室温を28度に保った「こうじ室」へ。布の上に広げた米にこうじ菌をまぶし、丁寧に手でならしていった。

 米こうじは48時間寝かせ、酒米と地元の水を混ぜてタンクで保存。かい棒でかき混ぜて発酵させ、約2週間から1カ月後に新酒が完成する。

 今年は市内も大雨や台風に見舞われたが、岡村さんは「影響は小さく、上等な米ができた。おいしいお酒を期待してほしい」と話す。12月上旬には新酒「しぼりたて」が店先に並ぶ。(門田晋一)

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