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厳しい財務状況が続く三田市民病院=けやき台3
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 三田市民病院(兵庫県三田市けやき台3)が2019年度、これまでの病院事業の「蓄え」を使い果たし、手持ちの現金・預金がゼロになる可能性が高いことが、同病院への取材で分かった。市の一般会計から5億円を借り入れるため、運営に影響はない。ただ、今後借入額が膨らめば、資金調達の手段が制限され、必要な投資ができない事態も想定される。

 市民病院の現預金残高は17年度末で2億9千万円。18年度末には1億円を切ると見込まれている。このまま行くと、19年度中に残高がなくなる可能性が出てきた。

 病院は毎年、市から補助金を受けているが、それでも赤字が出た分は過去の蓄えである現預金を取り崩してきた。現預金が尽きると、診療に使う材料や薬が必要な時に調達できない。

 そうした事態を避けるため、市は17年度に一般会計から初めて3億5千万円を病院に貸し付けた。18年度は5億円に増やしたが、いずれも現預金残高がプラスを維持したため手を付けなかった。

 市は19年度予算案でも前年度と同額の5億円を貸し付ける。今の経営状況では病院の現預金が底をつき、初めて市からの借り入れを使うことになり、これまで続けてきた事業面での無借金経営が途絶えそうだ。

 市民病院事務局は「経費削減や増収策を進めているが、状況は厳しい」としている。(高見雄樹)

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