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スミレの標本を並べ、展示内容を確認する高橋鉄美主任研究員(右)と高野温子主任研究員=三田市弥生が丘6、県立人と自然の博物館
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スミレの標本を並べ、展示内容を確認する高橋鉄美主任研究員(右)と高野温子主任研究員=三田市弥生が丘6、県立人と自然の博物館

 県立人と自然の博物館(兵庫県三田市弥生が丘6)は5~12月の毎月1回、普段は見られない所蔵の標本資料を展示する企画展「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す」をスタートさせる。初回となる今月12日は春の花のスミレに焦点を当てた「スミレの世界」を開催。高山地帯でしか生えない珍種や、小さな葉をいくつも付けるといった希少種などを並べ、研究員が実際に近くの公園で野生のスミレの見分け方も教えてくれる。(門田晋一)

 同館では1992年の開館以来、動植物や岩石といった標本に加えて古い写真などを収集し、資料の収蔵数は190万点を超える。各分野の研究が進む中で、所蔵の標本から新種が見つかるケースも少なくないという。企画展は収蔵品をテーマに分けて毎月1回ずつ蔵出しして見てもらおうと、昨年に続いて企画した。

 「スミレの世界」では、山あいの渓流近くで見られるコミヤマスミレや県内では珍しい砂浜のイソスミレなど50点を披露する。専門の黒崎史平特任研究員が葉や茎の特徴などを説明するほか、同館に隣接する深田公園で観察しながら絵を描くイベントもある。

 植物分類学が専門の高野温子主任研究員は「標本の形や分布からスミレの多様性に驚くと思う」と手応えを語る。

 企画展を受け持つ高橋鉄美主任研究員=魚類学=は「自然界では観察できない細かな部分をじっくり見られる標本の面白さを感じてほしい」と呼び掛ける。午後1時~午後4時半(10月のみ午前11時~午後4時)。無料(入館料は大人200円、大学生150円、70歳以上100円、高校生以下無料)。同館TEL079・559・2001

(門田晋一)

 ほかの展示の内容と日程は次の通り。

 6月9日=「川虫の世界」▽7月14日=「干潟のカニ大集合」▽8月12日=「地球のカケラから何がわかる?」▽9月8日=「化石レプリカでたどる象の進化」▽10月27日=「いろんなキノコとコケを見てみよう」▽11月10日=「タンガニイカ湖シクリッドの世界」▽12月8日=「古地図ですごろく」

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