三田

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完成した灯籠を囲む同神社の氏子たち=貴志御霊神社
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完成した灯籠を囲む同神社の氏子たち=貴志御霊神社
石灯籠に刻まれた建立日。一般的な「吉日」とせず、あえて「一日」と記した=貴志御霊神社
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石灯籠に刻まれた建立日。一般的な「吉日」とせず、あえて「一日」と記した=貴志御霊神社

 真っ白な石灯籠に刻まれた「令和元年五月一日」の文字が際立つ。兵庫県三田市貴志の貴志御霊神社で、境内に建つ4基の石灯籠が233年ぶりに新築された。石に刻む建立日は「吉日」とすることが多いが、あえて新時代の初日を彫り込んだ。令和の文字を刻んだ石はまだ珍しいとみられ、境内はちょっとした立ち寄りスポットになりそうだ。

 灯籠はいずれも高さ約3メートル、屋根の1辺が約1メートルの御影石製。サイズは1786(天明6)年建立の先代に合わせた。

 先代の灯籠は1902(明治35)年に修理した記録が残るが、屋根の一部が割れるなど風化が進行。昨年4月には倒壊の危険性が高まったとして、灯籠の周囲をロープで囲んで立ち入り禁止にしていた。

 同神社の氏子らは5年ほど前から対策を検討。屋根だけを修理することでほぼ合意していたが、改元が決まり「どうせなら新時代に合わせて造り直そう」と新築を決めた。

 総工費は約400万円で、費用は4人の氏子が寄進した。同時に神社名を記して社殿に掲げられた社額も新調。6月8日には、灯籠の新築を祝う神事「奉告祭」を開く。

 同神社氏子総代代表の野田茂さん(67)は「新たな元号が刻まれた灯籠は地域の記念になる。末永く親しまれる存在であってほしい」と話していた。(高見雄樹)

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