三田

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マンホールの上部に設置する仮設トイレ(マンホールトイレを手掛ける「ホクコン」提供)
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マンホールの上部に設置する仮設トイレ(マンホールトイレを手掛ける「ホクコン」提供)
マンホールトイレの配管イメージ(マンホールトイレを手掛ける「ホクコン」提供)
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マンホールトイレの配管イメージ(マンホールトイレを手掛ける「ホクコン」提供)

 兵庫県三田市は2023年度までに、市内10カ所にマンホールトイレを設置する。下水管の真上にトイレを設けることで、災害で断水しても衛生的な環境を確保できる。大阪府北部地震から18日で1年。本年度中に設計を終え、災害への備えを進める。

 マンホールトイレを設置するには、避難所の敷地内に新たな下水管を埋設し、近くを通る太い本管につなげる。埋設した管の地上部に、直径20~30センチのマンホールを2~3メートル間隔で5カ所設け、災害時にはふたを開けてテント式の仮設トイレを置く。

 汚物を流すための水は近くの川からポンプでくみ上げたり、雨水をためておいたりする。1カ所当たりの設置費用は約600万円。

 市下水道課によると、以前は本管にある既存のマンホールにトイレを設けていた。ただ、本管は道路の真ん中にあったり、深さが2~5メートル、穴の直径が60センチもあったりして危険なため、最近は専用の管を新設するのが主流という。

 設置するのは総合福祉保健センターのほか、さんだ、広野、藍、フラワータウン、ウッディタウンの各市民センター、高平ふるさと交流センター、有馬富士共生センター、ふれあいと創造の里、城山公園の10カ所。本年度に約1600万円で設計を進め、20年夏から工事に取りかかる。同年度は総合福祉保健センターとさんだ市民センターの敷地内に完成させる。

 災害時には、仮設の移動式トイレを避難所に設置するが、搬入に時間がかかり、汚物があふれる可能性もある。マンホールトイレはこうした問題を解決できると期待される。

 同課は「まずは10カ所に作り、その後も必要な地域に増設を検討する。避難所の環境を少しでも向上させたい」としている。(高見雄樹)

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