三田

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福田崇さんの畑で大きく成長したスイカ=三田市上青野
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福田崇さんの畑で大きく成長したスイカ=三田市上青野

 6月末にも関わらず、近畿で梅雨入りせず本格的な雨が降らない日が続いている。兵庫県三田市内の1~24日の降水量は61・5ミリで水不足には至っていないが、ジャガイモが小ぶりで、地元の農産物直売所が市の学校給食に納品できなくなるなど、少しずつ影響が出始めている。一方、スイカやカボチャなど水分が少なくても育つ品種が著しく成長して農家らを驚かせている。

 神戸地方気象台によると、6月の降水量は7日の31ミリ、15日の21ミリ以外にまとまった雨は降っていない。18日間はゼロで、24日までに100ミリを超えないのは5年ぶりという。17日間は最高気温が25度を上回る「夏日」だった。

 農産物直産所のパスカルさんだ一番館(川除)には、生産者の不安も寄せられている。6月が定植時期の枝豆類は雨が少ないと土に根が張りにくく、養分が吸いにくくなるため成長が危惧される。ジャガイモは収量こそ減っていないが、大きさが市の学校給食の規格L以上(120グラム以上)に届かず、6月中と7月初めの納品は見送ったという。

 「空梅雨とはいえ、気温がまだ低かったから助かった」と担当者。今後の心配は急な大雨で、「野菜や苗が水に漬かって腐る可能性がある」と話す。

 一方、上青野で約100本のスイカを育てる福田崇さん(75)の畑では、一部の大玉スイカが直径25センチにまで成長。例年は7月半ばに収穫を迎えるが、今年は2週間ほど早い出荷見込みとなった。「農家を35年やってこんなに早いのは初めて」と驚く。暑い季節に売れる食べ物のため、梅雨入り後に売れるかが問題という。

 県北部では25日まで高気圧に覆われて晴れるが、その後は湿った空気の影響で雲が広がりやすく、雨の日が多いという。(山脇未菜美)

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