三田

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兼業農家で子どもの頃からかんぴょう作りを手伝っていた前中建蔵さん。かんなの手さばきはお手のもの=有馬富士公園
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兼業農家で子どもの頃からかんぴょう作りを手伝っていた前中建蔵さん。かんなの手さばきはお手のもの=有馬富士公園
日差しを受けて風になびくかんぴょう=有馬富士公園
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日差しを受けて風になびくかんぴょう=有馬富士公園

 兵庫県三田市福島の有馬富士公園内にあるかやぶき民家で、地元農家の前中建蔵さん(83)=同市=が今年もかんぴょうを作った。ウリ科のユウガオの実を細長く削り、竹ざおに天日干しして、白いすだれのような風情を醸し出す。一年を通じて出回るが、今が旬の食材。巻きずしやちらしずしのほか、煮物や酢の物、炒め物にしてもおいしいという。

 前中さんは、民家を管理・運営する「かやぶき民家を守しょう会」の会員。かつて市内のあちこちで見られたかんぴょう作りの風景を楽しんでもらおうと、毎年この時期に行っている。

 民家近くの畑で育てたユウガオ6個を厚さ約3センチに輪切りにして皮をむき、専用のかんなで厚さ約2~3ミリのひも状にする。「初心者はすぐに途切れるんやで」と前中さんは笑いながらも、するすると約4~5メートルに仕立て、手際よくさおに掛けていった。「中心のわたも甘辛く焼いてそのまま食べても、うまい」

 晴れの日が続けば2日で完成。今後も畑の実を収穫するたびに作業し、できたかんぴょうは同会が行う季節の催しで振る舞ったり、お盆のお供えにしたりするという。(山脇未菜美)

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