三田

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多様な鉱物や岩石が並ぶ会場=県立人と自然の博物館
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多様な鉱物や岩石が並ぶ会場=県立人と自然の博物館
生物の化石を含む石もあり、触ったり拡大鏡で観察したりできる=県立人と自然の博物館
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生物の化石を含む石もあり、触ったり拡大鏡で観察したりできる=県立人と自然の博物館
ダイヤモンドのように輝くも、実は石英。米国の「ハーキマーダイヤモンド」(提供)
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ダイヤモンドのように輝くも、実は石英。米国の「ハーキマーダイヤモンド」(提供)
酸化した銅が緑になったコンゴの「孔雀石」(提供)
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酸化した銅が緑になったコンゴの「孔雀石」(提供)
マンガンが固まり、桜エビの団子に見える北海道の「菱マンガン鉱」(提供)
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マンガンが固まり、桜エビの団子に見える北海道の「菱マンガン鉱」(提供)

 たかが石ころと思うなかれ-。兵庫県三田市弥生が丘6の県立人と自然の博物館(ひとはく)で、国内や世界の鉱物、岩石300点を並べる企画展「石ころズラリ~美しい鉱物から珍しい岩石まで」が開かれている。カラフルで個性的な形には、数億年前の地震や火山噴火が由来するなど、地球の歴史が詰まる。8月12日、9月16日、29日は研究員らが生成の秘密などを解説してくれる。(門田晋一)

 同館の収蔵資料190万点のうち約8万点を占める「石」の世界に関心を持ってもらおうと企画。ダイナミックな地殻変動を繰り返してきた日本は種類が豊富で、多様なご当地の石があるという。

 ひとはくによると、石を形作る「鉱物」の元素は自然界に約90種類あり、その組み合わせと並び方の違いからレパートリーは約5400種に上る。朝来市の生野鉱山でも、銀色の「生野鉱」や、金色を帯びた「櫻井鉱」などが数十年前に新種と判明し、今も世界で毎年100種以上が発見されている。

 一方、水に運ばれた鉱物が固まったり、火山から吹き出た溶岩が冷え固まってできたりしたものを「岩石」と呼び、含まれる鉱物の種類や生成環境で色合い、形が異なる。

 会場には、石英の粒が隙間を持って重なり軟らかくなった「こんにゃく石」(ブラジル)や、赤やピンクの混ざり具合がベーコンの切り落としに見える「菱マンガン鋼」(北海道・稲倉石鉱山)も。中でも岐阜県中津川市で採取した花こう岩は、冷え固まったマグマが大きな黒水晶となっており、今回が初公開という。

 同館の生野賢司研究員(28)は「石ころは地球の生い立ちを物語っている。ありふれていて、奥深い」と話す。9月29日まで。午前10時~午後5時。ひとはくTEL079・559・2001

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