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トリプル選後も残務作業を続ける三田市選管の職員=市役所
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 職員3人の月平均残業時間が197時間に上った兵庫県三田市選挙管理委員会。参院・市長・市議補選が重なる「トリプル選」は12年前にもあったが、残業時間は今回が過去最高となった。背景には、選挙制度の変化や政治の動きが絡んでいた。

 過去の選挙では、2007年7月のトリプル選で職員3人の月平均残業時間が180時間だった。15年7月にあった市長・市議補のダブル選は163時間(一般職2人)、17年10月の衆院選は151時間(同3人)と、いずれも150時間を超えていた。中でもトリプル選の時は高く、同時に実施する選挙の数が少なくなるほど、残業時間は減る傾向にある。

 期日前投票の定着で、今回は投票者の3分の1が事前に投票を済ませた。投票所が2カ所に増え、集計作業の負担は以前より増した。また有権者から、選挙公報を早く配布するよう求める声が強まり、残業の増加につながったという。

 「トリプル選」の投開票では4種類の投票用紙を扱うため、事務が複雑になる。今回の参院選では、三田市が県内で最も開票作業の終了が遅かった。

 さらに今回は政局が絡む特殊事情もあった。史上3回目となる衆参同日選が実施されるのでは-との観測が広がったのだ。「4重選」となれば、投票所やポスター掲示場の面積が足りなくなる可能性がある。実地調査や事務フローの見直しなどに時間がかかった。

 選管事務局の常勤職員は課長1人と一般職3人。選挙が近づくと応援の職員14人が兼務で加わる。最近では、選挙事務を若手に継承することも課題の一つになっている。

 仲隆司・選管事務局長は「以前は総務課の職員が総出で選挙事務を担っていた。専門性を高めるために組織を独立させているが、あり方を含めて検討が必要かもしれない」としている。(高見雄樹)

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