三田

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カエルとサクラがあしらわれた西宮市の鉄ぶた
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カエルとサクラがあしらわれた西宮市の鉄ぶた
住宅地に設置された三田市の鉄ぶた=西宮市門戸荘
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住宅地に設置された三田市の鉄ぶた=西宮市門戸荘
神戸新聞NEXT
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 8月中旬の休日、担当している兵庫県三田市を離れて同県西宮市の阪急電鉄門戸厄神駅周辺をぶらついていると、マンホールのような鉄ぶたに、見覚えのあるキャラクターを見つけた。描かれているのは、愛らしいくちばしを付けて翼を広げる鳥。なんだか三田市のマスコット「キッピー」に似ているような…。まじまじと見つめると、なんと「さんだ」の文字もしっかりと刻まれているではないか。なぜ三田市の鉄ぶたが西宮市内で使われているのか? (門田晋一)

 好奇心に駆られて喫茶店に飛び込み、男性店主(68)に尋ねた。

 「お店の目の前の歩道に、三田のマンホールっぽいのがあるんです、理由を知りませんか」

 現場は駅から南西約300メートルにある旧西国街道で、神戸女学院大学も近く、閑静な住宅街の中心地だ。

 「え!? 何なんそれ」と店主。そこで少し説明。

 西宮市の鉄ぶたデザインは、目のぎょろりとしたカエルが中央に鎮座し、その回りに市花であるサクラが咲き誇っている。店の周辺にはいくつもの鉄ぶたがあるが、三田のデザインは一つしかない。なのに、歩いている大学生や親子連れが気に掛ける様子もない。

 店主は言った。「いや~、6年前から店を構えて毎日そこを通るけど、全然知らんかったわ」

 後日、西宮市に電話をすると、応対してくれた下水管理課の男性職員も実は今年2月に発見したばかりだという。「なんでこんな場所にあるのだろう、と不思議に思っていました」。鉄ぶたは直径25センチ程度で、その下の穴は下水管をカメラで点検したり、ホースを入れて清掃したりする点検孔という。「マン(人)」が入る穴ではないから「ハンドホール」とも呼ばれるそうだ。

 職員によると、「三田柄」が設置された時期は分からないが、工事業者が「西宮柄」の手持ちがなくなり、仮置きした可能性があるという。さらに市内の別の場所では、三田以外の自治体のデザインをあしらった鉄ぶたも複数あるらしい。

 三田柄は近々撤去し、西宮柄に交換するとのこと。「三田市のPRのため、撤去せずに使い続けられませんか」とお願いをしてみたが、「ここは西宮ですから」とあっさり返された。

 見てみたい人は、今なら間に合うかもしれません。

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