三田

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安全ブレーキの機能を体験するお年寄り=三田市総合福祉保健センター
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安全ブレーキの機能を体験するお年寄り=三田市総合福祉保健センター
啓発グッズを配布する市交通安全対策委員会のメンバー=キッピースクエア
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啓発グッズを配布する市交通安全対策委員会のメンバー=キッピースクエア
神戸新聞NEXT
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 65歳以上の高齢者が関わる兵庫県三田市内の交通事故が増えている。三田署によると、加害者となるケースが毎年全体の6割程度で推移しているといい、2015年の改正道交法成立を機に事故は減っていたが、16年以降は再び増加に転じた。今年に入っても高齢運転者のひき逃げや死亡事故が発生している。同署や市は秋の交通安全運動(21~30日)に合わせて高齢者への街頭啓発活動や、自動ブレーキ搭載車の試乗会といったイベントを開き、注意を呼び掛けた。(門田晋一)

 同署によると、高齢者が関わる事故件数は10年の78件から増えて14年には139件に。高齢運転者の危険性が社会問題化して15年6月、認知機能検査の強化が盛り込まれた改正道交法が成立し、16年は103件に減少。しかし、再び増えつつあり18年は127件に上った。

 今年は8月末時点で68件と昨年同期比で26件減となった。ただ、全体の事故件数も減る中で高齢者の事故割合は38%と前年比で7ポイントも増えている。

 今年6月にはゆりのき台3で、76歳の女性が横断歩道を自転車で横断中の女子高校生をひき逃げし軽傷を負わせた。8月には中内神で、87歳の女性のミニバイクが75歳男性の軽乗用車と衝突し、女性が死亡した。

 こうした事態を受け、同署や市でつくる市交通安全対策委員会の約20人は24日、JR三田駅前のキッピースクエア(駅前町)で街頭啓発を実施。「高齢者は身体機能の変化を自覚することが大切」「運転免許の返納を考えてみませんか?」と書いたチラシなど400部を駅利用者らに配った。

 市も、自動ブレーキが搭載された乗用車に高齢者が同乗するイベントを25日、市総合福祉保健センター(川除)で開催。車の進行方向へ壁に見立てた障害物を置き、神戸トヨペットの社員が運転すると、障害物前で急ブレーキがかかった。

 社員は「安全を保つ技術はどんどん開発されているので参考にしてほしい」。参加した男性(80)は「三田では車がなくては不便なので手放せない。ゆとりを持った運転を心がけつつ、最新機能の力も借りたい」と話した。

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