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三田の未来について、グラフなどを示しながら講演する森哲男市長=三田市けやき台1
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三田の未来について、グラフなどを示しながら講演する森哲男市長=三田市けやき台1

 森哲男・兵庫県三田市長は10日、北摂情報文化懇話会(事務局・神戸新聞北摂総局)の10月例会で講演し、路線バスの減便問題に関して、近く神姫バス幹部と会談の場を設けることを明らかにした。地域内をくまなく回る小型の「コミュニティーバス」の導入を含めて、2020年度予算案に何らかの対応を検討していることも示した。

 森市長は講演で「公共交通(の維持)は喫緊の課題。自動運転技術の確立が見込まれる30年代まで、どうやって乗り切るのか知恵をしぼりたい」と表明した。

 神姫バスの減便やダイヤ変更で、小中学校の授業スケジュールに影響している問題には「幹部と話をする機会を設定し、基本的な考え方を(双方で)すり合わせる」と意欲を示した。

 一方、「(市が投入する年間約5千万円の)補助金だけでは解決しない」と指摘。「バス事業は厳しい。(市による)コミュニティーバスの運行なども視野に入れて、来年度予算にも反映させたい」と話した。

     ◇     ◇

 森市長の講演「三田の未来のために」は同日、けやき台1のザ・セレクトンプレミア神戸三田ホテルで開かれ、懇話会の会員ら約50人が出席した。要旨は次の通り。

 三田市はかつて人口20万人の都市を目指し、道路や公園、ホールなど充実した都市基盤が整備された。現在11万人の市域では、こうした施設の老朽化が深刻になっている。三田の最大の問題だ。何か工夫をしないと乗り切れない。

 そこで2期目の4年間、未来のための新しいまちづくりを目指す。現在の地方創生は限られたパイの奪い合いにすぎない。間違いなく日本の人口は減少する。ある程度減っても、一人一人が心豊かに生活できる仕組みを準備することが、新しいまちづくりだ。

 例えば広域的な視点。人口が減ると、近隣自治体と施設の共同利用を考えていくのが合理的だ。既に三田市も、消防の通信網などで丹波市や丹波篠山市と話をしている。

 三田市と神戸市北区を含む広域でも、急性期の医療を担う病院が必要だ。三田市民病院と北区の済生会兵庫県病院は、連携に向けた話し合いを始めた。2期目の4年間に具体化させるのが大きな目標だ。

 将来の世代につけを残すことはできない。10年後の三田を見据えた計画的な投資手法を、この4年間で示したい。(まとめ・高見雄樹)

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