三田

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中村剛・警部補
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中村剛・警部補
東英輝・巡査部長
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東英輝・巡査部長

 安全で安心なまちづくりに貢献した兵庫県警三田署の警察官をたたえる「三田市民の警察官賞」に、地域課自動車警ら班長の中村剛警部補(58)と、生活安全課生活安全係主任の東英輝巡査部長(47)が選ばれた。26日に三田交通安全協会(相生町)で、森哲男市長から表彰状などが授与される。2人とも「今後の励みになる」と受賞を喜んでいる。(門田晋一)

■地域課自動車警ら班長 中村剛・警部補(58)

 「子どもたちがパトカーに向かって笑顔で敬礼したり手を振ってくれたりするとうれしいですよ。正義のヒーローになったみたいで」とはにかむように笑う。

 同県尼崎市出身。人気テレビドラマ「太陽にほえろ!」で松田優作さんが演じる刑事「ジーパン」に憧れた。「人のためになる仕事をしたい」といつしか思うようになり、大学卒業後、警察官の道に進んだ。

 初任地の尼崎北署では直轄警ら隊に所属。空港建設の反対派と機動隊が衝突した成田闘争に派遣されたほか、天皇陛下の警衛も務めた。宝塚署時代の1995年には、阪急宝塚駅で牛刀を持った通り魔犯を逮捕するなど、危険な現場も経験してきた。

 現在は三田署の地域課で勤務。交通違反の取り締まりや、小学生の下校時間帯のパトロールに力を注ぐ。新潟市で下校中の小2女児が殺害された事件や、川崎市でスクールバスを待っていた児童ら20人が殺傷された事件に心を痛める。「三田では幼い命を狙う犯罪は絶対に起こさせない」と街の隅々に目をこらす。

 「市民の安心を守れるよう、これからも力を尽くしていきたい」。表情がぐっと引き締まった。

■生活安全課生活安全係主任 東英輝・巡査部長(47)

 パチンコ店、マージャン店、接待を伴う飲食店といった風俗営業の許可申請や猟銃所持の届け出などを受け持つ。「市民になじみのない業務かもしれないが、警察にとって重要な業務の一つです」と、真剣な表情で書類を読み込む。

 大阪府で生まれ育った。当初は大きな目標はなかった大学時代だったが、警察官を目指す友人の姿に「人を助けられる仕事ならば自分もやってみたい」と感化された。

 1996年に採用され、旧尼崎西署や川西署で交番やパトカー勤務を経験。「困っている市民を助けることができた時、喜びを感じる」とやりがいを実感した。2007年からは一貫して許可業務に携わっているが、「市民のため」という思いは変わらない。

 5年前から三田署で勤務する。三田市は山に囲まれるため、猟銃の適正な管理に一段と目を光らせる。銃と火薬の保管状況を確認するだけでなく、銃所有者の人となりなどを把握。「書類だけでは分からないことを知り、犯罪を未然に防げる」と話す。

 「一つのミスが大きな犯罪につながる。安全な三田にするため全力で頑張りたい」と力を込めた。

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