三田

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なべまつりについて話し合う実行委員会のメンバーら=あかしあ台コミュニティハウス
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 兵庫県三田市のウッディタウン内にある「あかしあ台地区」で30日、住民らの「なべまつり」が開かれる。同地区の3月末時点の高齢化率(人口8484人)は23・5%と5年前の約1・5倍に上昇しており、最近は独居死も見られるようになってきた。「お年寄りの孤立」というニュータウンに共通する将来課題の解決に向けて、校区まちづくり連絡協議会が中心となり、全国から転入してきた住民らが多様な鍋料理で会話を弾ませ、つながりを深める場づくりを目指す。(山脇未菜美)

 「私たちは三田が地元じゃないから、地縁がある人と違って関係をつくるのが難しい」。あかしあ台自治会事務局長の奥村芳和さん(72)が明かした。

 若い頃は子どもを通じて近所づきあいがあったが、年を取ると互いに疎遠になってきた。大阪や阪神間に勤めていた人は、退職後に交友関係を築けずに孤立するケースもあるという。

 ウッディ地域包括支援センターによると、地区では数年前からお年寄りの独居死が出始め、本年度も既に1件あった。自治会や子ども会、老人会、体育振興会など特定団体の活動は活発でも、参加者は同じ人が多く、家にこもる人との二極化が課題になっている。

 1987年、フラワータウンに続くニュータウンとしてまち開きしたウッディタウン。その中で同年度、すずかけ台に次いで入居が始まったあかしあ台は広い戸建てが多く、転出者が少ないことで知られる。この約30年で転入時の30~40代が年を取り、高齢化は今後も進むとされる。

 なべまつりは連絡協議会が、多世代が触れあえる方策を考える中、「『食』なら話題が尽きない」と、内布茂充副会長(65)が発案。「いろんな出身地の人がいるので鍋の品評会のようになれば面白い」と、昨冬に有志で実行委員会を立ち上げ、最終調整を進める。

 あかしあ台小で正午~午後2時に実施。鍋の種類は「当日のお楽しみ」で食券(2杯100円)の申し込みを10日まで地区住民を対象に受け付ける。

 県によると、三田市はかつて10年連続で人口増加率日本一を続け、高齢化率は昨年2月で22・9%と県内で最も低かった。が、今年2月に24・0%に上昇して西宮市の23・5%を上回り、市は2040年に36・4%に達するとみる。

 内布副会長は「住民同士のつきあいを深めるには時間がかかるが、東北の芋煮会のような巨大鍋も目指して地域を盛り上げたい」と話す。同連絡協議会TEL079・501・0082

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