三田

  • 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 兵庫県三田市が市外に転出するなどした世帯に、総額310万円の児童手当を過払いしたミスで、3分の2に当たる208万5千円を回収したことが13日、同市への取材で分かった。同日までに過払いした70人(世帯)全員と連絡が取れ、52人が返還した。残り約100万円は、対象の18人に引き続き返還を求める。市は年内に回収を終える方針を示している。

 市は10月12日にミスを公表。対象者には文書で、11月1日を返還期限と通知していた。遅れて入金が確認された分を含め、7日現在の金額をまとめた。

 市子ども家庭課によると、同日までの返還額のうち約半分の103万円は、銀行窓口に現金と市が発行した納付書を持参して入金されていた。郵便局経由の14万円を含め、返還した人の7割に当たる36人が窓口から入金した。

 2人一組の職員が大阪府や神戸市の対象者宅を訪ねて回収したのは40万5千円で、対象は計5人だった。ほかにも、電話がつながらないので自宅を訪問したケースが約5件あった。

 市の指定金融機関である三井住友銀行の口座に振り込まれたのは13万5千円。振り込んだ3人のうち、2人は海外在住者だった。海外に住む対象者10人のうち、ネットバンキングによる振り込みや国内の親族による立て替え払いなどで8人から回収できた。

 市役所の窓口まで支払いに来た人も8人おり、37万5千円を回収した。同課は「三田に住んでいた方は良い人ばかりなので、早めに回収できている」とひと安心している。

 一方、市が回収を始めて1カ月たつが、約100万円は返還されていない。対象となる18人の1人当たり未返金額は8万5千円~1万5千円となっている。

 返還を拒んだ人はおらず、7日以降も入金は続いている。ただ一部には、「仕事が忙しい」「生活が大変」など、すぐに支払えない人もいるという。同課は12月以降、自宅に出向くなどして回収を急ぐ。

 同手当の過払いミスは、市子ども家庭課の職員が作業手順を誤り、保護者70人に通常より多い額を支払った。8割に当たる56人は市外に転居。うち県外に17人、海外には10人が移っていた。市は「個人に振込手数料が発生する」として、返還は振り込みではなく、納付書と現金を銀行窓口に持参するよう求めていた。(高見雄樹)

三田の最新
もっと見る

天気(12月6日)

  • 10℃
  • ---℃
  • 20%

  • 6℃
  • ---℃
  • 70%

  • 10℃
  • ---℃
  • 10%

  • 8℃
  • ---℃
  • 30%

お知らせ