三田

  • 印刷
三田まつりの最終章を飾る花火大会=8月3日、郷の音ホールから
拡大
三田まつりの最終章を飾る花火大会=8月3日、郷の音ホールから
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 兵庫県三田市は26日、花火大会などで盛り上がる夏の恒例行事「三田まつり」を2020年に限り、中止にすると発表した。東京五輪・パラリンピックの期間中に当たり、警備員を確保できないと判断した。21年は開催する。近年は警備員の人数や人件費が急激に上昇し、事業収支を圧迫しているため、市は21年についても開催方法や費用負担などを見直す方針を示している。(高見雄樹)

 市と各種団体の代表でつくる実行委員会が、21日に開いた会合で決めた。まつりは1978年に始まり、8月の恒例行事として定着。2008年までは2日間の開催だった。尼崎JR脱線事故があった05年と、荒天だった09年を除き、毎年開催してきた。

 市によると、警備会社や花火の打ち上げ業者から、8月上旬の開催は困難との連絡があった。三田署からは五輪の警備のため警察官が東京に派遣される見通しで、雑踏警備など安全対策上の難しさを指摘されたという。開催時期を五輪の前後にずらすことも検討したが、秋祭りなどほかのイベントと重なり、断念した。

 実行委の会長を務める森哲男市長は26日の定例会見で「再来年は新しい形で再出発したい」と明言。費用負担のあり方などを、再度議論する方針を示した。

 実行委を悩ませているのが、増え続ける警備費だ。今年のまつりでは、248人の警備員を動員。総事業費1600万円のうち、専門業者への警備委託料が710万円を占めた。5年前に比べ、2倍近くに急騰している。

 背景には、人手不足による人件費上昇のほか、迷惑駐車対策や見物客の増加による警備員の増加がある。今年は神戸市の「みなとこうべ海上花火大会」と同日開催ながら、7万5千人の見物客があった。市外からの観光客が増えているとみられ、17年の7万人、18年の7万2千人から着実に上昇している。

 市は今年、開催費の補助として700万円を支出。このほか、企業協賛金が630万円、市民の寄付などが210万円あった。

 森市長は「寄付集めの工夫や早めの資金計画を立てることに加え、まつりの見直しを含めて議論し、再来年につなげたい」と話した。

三田の最新
もっと見る

天気(1月22日)

  • 11℃
  • ---℃
  • 50%

  • 12℃
  • ---℃
  • 40%

  • 12℃
  • ---℃
  • 40%

  • 11℃
  • ---℃
  • 40%

お知らせ