三田

  • 印刷
博物館構想を伝える1997年9月13日付の三田版
拡大
博物館構想を伝える1997年9月13日付の三田版

 1997年9月13日付の神戸新聞三田版は「博物館構想 発進へ」の見出しで、兵庫県三田市教育委員会が「大正記念三田博物館」(屋敷町)の跡地付近に博物館を整備する計画を報じた。しかし20年以上たった今も新設の話は聞かない。構想は消えてしまったのだろうか。

 記事では市教委が「さんだ博物館構想(仮称)」と名付け、調査費を補正予算に計上。収集した考古、民俗、歴史資料の展示に加え、研究機能も備えると伝えた。建物は瓦ぶきで本町通りや屋敷町の歴史的な街並みに配慮するとし、専門家の委員会も立ち上げて2000年ごろのオープンを目指すとしていた。

 踏み込んだ内容なのに、進まなかったのはなぜか。市では08年に文化財業務が市教委から市長部局に移って以降、構想の議論はしていないとする。構想に関する資料やメモも引き継がれていないとし、立ち消えになった理由は分からない。担当者は慎重な財政運営に触れつつ「本当はあればいいんでしょうが、現状でハコモノづくりは難しいですね」と話した。

 今、予定地は駐車場になっている。脇には九鬼隆一の名を刻んだ博物館の石碑が立っている。(門田晋一)

三田の最新
もっと見る

天気(1月22日)

  • 11℃
  • ---℃
  • 50%

  • 12℃
  • ---℃
  • 40%

  • 12℃
  • ---℃
  • 40%

  • 11℃
  • ---℃
  • 40%

お知らせ