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三田市が公開しているウェブ版のハザードマップ。電話番号や現在地からの距離も表示される
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三田市が公開しているウェブ版のハザードマップ。電話番号や現在地からの距離も表示される

 兵庫県三田市は水害、土砂災害の被害想定や避難所の位置などを記した「ウェブ版ハザードマップ」を初めて作り、昨年末に公開を始めた。スマートフォン上に周辺の避難所などが表示され、現在地からの距離も分かる。4月までに外国語にも対応する。阪神・淡路大震災から25年の節目に、市が約200万円をかけて整備。地域の防災力アップにつながると期待される。(高見雄樹)

 ウェブ版は昨年5月、県が市内を流れる武庫川水系の14河川について、浸水想定を更新したのに合わせて作製した。衛星利用測位システム(GPS)を使い、現在地が地図上に示されるのが特長だ。

 既に全戸配布した紙のマップの情報を基に、洪水と土砂災害の2種類に分けて公開。浸水想定域や土砂災害警戒区域などを色分けし、38カ所の市指定避難所や9カ所の広域避難所などを掲載している。浸水区域内の地下施設や鉄道の下をくぐる「アンダーパス」など、水没の危険がある場所も網羅した。

 紙のマップの縮尺は全市版が2万5千分の1、各地区版でも1万5千分の1だが、ウェブ版で最も詳細な表示は3千分の1と、住宅地図と同程度まで拡大できる。自宅が危険区域内にあるのかなど、より詳細に情報を分析できる。

 地図情報はクラウドサーバー上にあり、常に最新版に更新される。3月に県が公表予定の土砂災害特別警戒区域についても、できるだけ早く反映させる。

 地図情報大手のゼンリン(北九州市)が提供するシステムを導入。災害時にアクセスの集中が予想されるため、市のサーバーも増強した。近く、英語と中国語にも対応する。近隣では神戸市や宝塚市、伊丹市、芦屋市などが導入している。

 市危機管理課は「土地勘がない人でも避難所を確認でき、いざという時の利便性は高い」と活用を呼び掛けている。

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