三田

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三田まつりのフィナーレを飾る花火大会=2019年8月3日、郷の音ホールから
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三田まつりのフィナーレを飾る花火大会=2019年8月3日、郷の音ホールから

 新型コロナウイルスの感染拡大で東京五輪の延期が決まった。となると、五輪に伴う警備員不足を理由に兵庫県三田市が中止を決めていた今夏の「三田まつり」はどうなるのだろうか。夏は警備員があふれる可能性もあり、もし感染が終息したら実現できるようになるのかどうかを市に聞いてみた。(門田晋一)

 昨年11月の市の発表によると、三田まつりの中止は、五輪・パラリンピックの期間中に当たるため警備員を確保できないというのが主な理由だった。

 しかし、市の担当者は「五輪が1年程度延期になっても、まつりはできません」ときっぱり。その理由は大きく二つあるという。

 一つは、会場や業務の調整だ。8月開催を目指すには通常、4月上旬には準備を始めないといけない。もう日が迫っているのに感染の終息は見えず、クラスター(集団感染)を発生させる危険のあるイベントは予定できない。つまり、時間切れというわけだ。

 開催時期を遅らせると、秋祭りが集中する。「秋は各地域との調整が難しく、雑踏警備の手配も混乱しかねない」とし、延期の可能性はないとした。

 もう一つは、金銭的な問題だ。昨年は市が700万円を投じ、企業の協賛金が630万円、市民の寄付などが210万円あった。

 ただ今回は昨年11月に中止を発表しており、そもそも予算に計上していない。さらに新型コロナの影響で景気が落ち込む中、資金繰りに苦しむ事業者は多く、「現状で企業から協賛金を募るのは難しい」とする。

 まつりは尼崎JR脱線事故があった2005年と、荒天だった09年にも中止している。市は前回の警備委託料が710万円と5年前の2倍に高騰したため、21年は開催方法や費用負担などを見直して開く方針を示している。

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