三田

  • 印刷
全市版「こうみん未来塾」で実験を見守る子ども=2017年6月、市まちづくり協働センター
拡大
全市版「こうみん未来塾」で実験を見守る子ども=2017年6月、市まちづくり協働センター
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 科学や歴史の専門家らが小中学生の好奇心に応える講義イベントを開く兵庫県三田市の「こうみん未来塾」について、2019年度の参加者が1500人を超え、4年間で12倍に増えたことが分かった。企業や大学、NPO法人が講師の派遣団体として市に登録し、市がイベントを求める団体につなぐという県内でも珍しい事業。魅力的なプログラムが充実し、仕組みが軌道に乗ってきたことで、口コミで評判が広がっているとみられる。(門田晋一)

 製薬会社が薬の作り方を解説したり、高校生がプログラミングを教えたり…。ほかにも化石の発掘、魚の解剖、さらにはお小遣いの使い方から経済を学ぶというユニークな講座もある。

 未来塾は日本で初めてビールを醸造した三田出身の蘭学者・川本幸民のような人材を育てようと2016年度にスタート。初年度に123人だった参加者は19年度に1509人になった。その理由として市は「プログラムの拡充」と「開催数の増加」を挙げる。

 登録団体は市がホームページなどで公開している。初年度は5団体で始まったが、19年度は21団体に。プログラムは8種類から65種類に増えた。これとは別に、高度な理数教育に特化した「三田祥雲館高校」や、農業のコースがある「有馬高校」も協力している。

 これに伴い、開催数も伸びた。未来塾には市が全域の小中学生向けに開く「全市版」のほか、“地域版”として市が講師を派遣する「地域でお試しコース」と、地域団体が講師を招く「地域が主役コース」-の計3種類がある。

 全市版は市が初年度の2回から段階的に増やしており、19年度は参加者が20人~200人規模の計12回を開催。地域版についても、各地の子ども会やまちづくり協議会が講師を求める動きが広がり、開催数は3回から48回に増えた。

 市は20年度も新しい講座イベントを企画している。担当者は「障害のある人たちと一緒に共生社会を考えるなど、多様な学びの機会を用意したい。参加者の中からノーベル賞を取るような子どもが出てくることを期待している」と話す。

三田の最新
もっと見る

天気(8月4日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 10%

  • 35℃
  • ---℃
  • 10%

  • 35℃
  • ---℃
  • 10%

  • 36℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ