三田

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有馬温泉の仕組み
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有馬温泉の仕組み
プレート運動と火山の分布(出典・気象研究所)
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プレート運動と火山の分布(出典・気象研究所)

 有馬温泉(兵庫県神戸市北区)には多くのお客さまが来られます。私たちは日々、もてなしの努力をしていますが、一つには、有馬温泉そのものが人々を引き寄せる自然の力を持っているのだと考えています。今回は、そんなお話をしてみます。

 まずは「風水」の観点から。中国の思想で気の流れが集まる好適地は、山と山に囲まれて川が流れている「水墨画のような世界」と言われます。有馬は六甲山を宗山とし、左側から六甲川、右側から滝川が流れてきて有馬川に合流し、その間に温泉が湧いています。

 あるとき風水師に見てもらうと有馬は「京都に匹敵する好適地」とのことでした。昔の人々は病を癒やすために有馬に集まってきました。そう考えてみると、「気があふれる場所」とはつまり、マイナスイオンやきれいな風が感じられる地なのかもしれません。

 「パワースポット」という言葉もあります。日本の三大パワースポットは「能登半島」「富士山」「新潟・糸魚川のフォッサマグナ」だそうです。何が共通しているのでしょうか。

 能登半島は日本列島の中央にあり、大昔に東西から押し合ってきた地層が圧縮されて、ぐにゃっと日本海に飛び出した場所です。そして富士山も、太平洋プレートとフィリピン海プレートに押された地層がぶつかって隆起した場所。さらに糸魚川のフォッサマグナは、日本列島がアジア大陸から切り離されたときに列島を東西に分けた「裂け目」の場所です。

 どれも巨大な大地の力が表出した場所ということでしょうか。そういう意味で言えば、有馬温泉はもちろん、パワースポットです。

 有馬の温泉は火山のない地帯にあって地下60キロから湧いています。それはフィリピン海プレートが近畿の真下に潜り込み、プレートとともに流れ込んだ600万年前の海水が超高温になって地盤の隙間(断層)を上ってくるものです。

 大地の成分をたっぷりと吸い込んだ有馬の温泉は、日本トップレベルの放射能泉です。放射能には「ホルミンシス効果」と言ってホルモンのバランスを整え、免疫力を高める効果があるとされます。

 有馬の土地や温泉のパワーで癒やされてみてください。(有馬温泉観光協会)

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