三田

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 政府による緊急事態宣言の発令から一夜明けた8日、兵庫県三田市内では営業を続ける店がある一方、商業施設や飲食店が休業するなど対応が分かれた。同県は営業の自粛要請を当面は見合わせる方針だが、客足が途絶えて苦渋の決断をした店も。営業再開のめどは立たず「コロナが終息しても、客足はすぐに戻りそうにない」と不安が口をついた。(門田晋一、喜田美咲、高見雄樹)

 三田駅前の商業ビルに入る百貨店「三田阪急」は同日、5月6日までの休業に入った。同店は衣料品売り場が大半を占める。運営会社の担当者は「顧客と従業員の安全のため休業した」とし、業績悪化への懸念については「3月は苦戦したが、地域から愛されている店なので撤退などは考えていない」とした。

 商業施設イオン三田ウッディタウン店(けやき台1)は営業を続けるが、併設の映画館「イオンシネマ」は、4月8日から当面、休館とした。運営会社によると、自治体からの休業要請を想定し、対象地域の全33店で営業を取りやめた。3月上旬から座席は1席ずつ空け、予約は受けずに状況変化に対応できる態勢にしていたという。担当者は「4、5月に公開予定の映画はほとんど延期された。感染防止のため、休館は仕方ない」とした。

 「3月は企業の歓送迎会がなく、10日ほど客足が途絶えた」と話すのは、ラウンジ「グラマー」(南が丘1)のオーナー(38)。7日から休業し「感染を抑えるためには仕方ないが、終息後も不安は尽きない」と話した。

 一方、市内唯一の銭湯、しんち湯(三田町)は営業を続けている。常連がいるので、営業時間の変更予定もない。4代目の男性(37)は「入浴設備の消毒をさらに徹底し、お客さんに安心してもらえたら。この状況がいつ終わるのか分からないので、営業を続けるしかない」と話す。

 「VIVA骨盤整体院三田院」(天神1)は、緊急事態宣言を想定し消毒機器などを追加した。通院する人は減っておらず、経営に大きな影響はないという。

 三田市は8日、市民センターの会議室や体育館など公共施設の休館・利用停止期間を5月6日まで延長することを決めた。城山公園や駒ケ谷運動公園など8カ所の有料スポーツ施設は、これまで屋外のため利用可としていたが、9日から5月6日まで閉鎖する。

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