三田

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新型コロナの影響で禁止されているたき火を楽しむキャンプ客=加茂山第2公園
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新型コロナの影響で禁止されているたき火を楽しむキャンプ客=加茂山第2公園
湖畔に捨てられた木炭や木材=加茂山第2公園
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湖畔に捨てられた木炭や木材=加茂山第2公園

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大型連休(2~6日)も人々が移動自粛を求められる中、兵庫県三田市民の上水源「青野ダム」周辺の公園では、市が期間中に禁じたバーベキューなどを楽しむ姿が見られた。市は少なくとも8組を確認して注意したとするが、普段から禁止しているキャンプをするグループもあり、ごみを放置したり、湖に用を足したりする人もいて、モラルの低さにあきれ顔だ。(門田晋一)

 5日午後10時ごろ、湖面にたき火やランタンの明かりが揺れ、笑い声がこだました。加茂山第2公園ではテントを張った5、6人の男性らがたき火台を囲んでいた。声を掛けると、一人は「夕方に(市の職員から)バーベキューは禁止と言われた」と悪びれることなく言い、「取材はいいので、どっかに行ってください」と言葉を遮った。

 別の男女3人は「禁止になっているとは知らなかった」とし、他の客がたき火をしているのを見て利用できると思ったという。市内から来た20代男性は「誰にも迷惑を掛けないなら許されると思う」と話した。

 後日には、公園のあちこちに使い終わった木炭やごみが捨てられていた。

     ◇

 そもそも青野ダム周辺では、夜に公園でたき火をする人が後を絶たず、「火事が怖い」との市民の声を受け、市が2016年夏から市内すべての公園でキャンプ(テント泊)を禁止にしたという経緯がある。

 炭は不法投棄になるため、市は放置せずに持ち帰るよう呼び掛ける。熱を持ったままだと子どもがやけどをしたり、火災につながったりしかねない。分解されにくいために土に返らず、周辺の植物環境に影響を及ぼす可能性もある。

 また、市民の上水源として1988年に完成した同ダムに放尿する人も。担当者は「浄化して上水道にしているので大きな問題にはならないが、あきれてものが言えない」と嘆いた。

 市は今月31日までダム周辺の公園でバーベキューや火気の使用禁止を延長し、駐車場の閉鎖も続ける。密集状態が目立つ場合は、周辺道路で車両の乗り入れ規制も検討するとしている。

 利用者のマナー問題から利用が制限されたアウトドアの名所は全国であり、猪名川町の自然体験施設「大野アルプスランド」も無料キャンプ場でごみの放置が相次いだとして、19年1月から一時閉鎖している。

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