三田

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かわいらしいアマビエとイラストを描いた救急救命士の池田裕樹さん=市消防本部
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かわいらしいアマビエとイラストを描いた救急救命士の池田裕樹さん=市消防本部
アマビエが描かれた広田神社の護符
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アマビエが描かれた広田神社の護符

 新型コロナウイルス感染症の危険と隣り合わせにある救急隊員や市民の安全を願って、三田市消防本部(兵庫県三田市下深田)は車両格納庫の前に疫病よけの妖怪で知られる「アマビエ」の看板を設置した。絵が好きな現役の救急救命士が高さ1・7メートルの板に独創的に描き、丸っこい体にとんがった口、そして長髪はピンク色にして赤いヘアゴムで結んだ。「散歩がてらに見かけたら家で話題にして盛り上がってほしい」と笑顔で話す。(門田晋一)

 アマビエは江戸後期に肥後(現在の熊本県)の海に出現し、「疫病が流行したら私の姿を描いて人々に見せよ」と伝えて姿を消したとされる。当時の瓦版で紹介された挿絵に色はなく、長い髪は垂れ流している。

 今回、同本部予防課はアマビエを啓発に使えないかと、消防署内で最も絵が上手なことで知られる市消防署の池田裕樹さん(37)に持ちかけた。

 池田さんは中学、高校時代に絵にはまり、漫画家を養成する専門学校への進学を考えたこともある。入隊後も本部ロビーにある顔出し看板を手掛けたほか、火災で避難する時の合言葉「おはしもち」(押さない、走らない、しゃべらない、戻らない、近づかない)の紹介ポスターに、餅を擬人化した独自のキャラクターを描くなどしている。

 アマビエは「とにかく、かわいらしく」と発注され、イラスト案は4、5回ボツにされるも「描くのは楽しくて仕方なかった」と笑う。市のマスコットのキッピーとハッピーの子ども「チャッピー」に着想を得て出来上がったという。

 「ウイルスは目には見えないし、いつか感染するのではないかという怖さはある」と池田さん。「手洗いや消毒をしてうつされたり、うつしたりしないよう協力をお願いします」と呼びかける。

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