三田

  • 印刷
子どもたちが戻るのを待つ標本模型「アメリカマストドン」のシルエット=県立人と自然の博物館
拡大
子どもたちが戻るのを待つ標本模型「アメリカマストドン」のシルエット=県立人と自然の博物館
子ども向けの昆虫模型に使用禁止の張り紙を張るスタッフ=県立人と自然の博物館
拡大
子ども向けの昆虫模型に使用禁止の張り紙を張るスタッフ=県立人と自然の博物館
人けのない館内でたたずむ「アメリカマストドン」の標本模型=県立人と自然の博物館
拡大
人けのない館内でたたずむ「アメリカマストドン」の標本模型=県立人と自然の博物館

 政府の緊急事態宣言解除で兵庫県立美術館・博物館の6月再開が決まり、人と自然の博物館(ひとはく、同県三田市弥生が丘6)でも2日の開館に向けて準備が進む。照明が落とされ、静まった展示室の一角では古代ゾウ「アメリカマストドン」の標本模型が窓の光を浴びてたたずんでいた。その姿は子どもたちのにぎやかな声が響くのを心待ちにしているようだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大で3月20日午後から閉館。「こういう時だからこそ自然に興味を持ってもらえないか」。研究員やスタッフは在宅業務に切り替えつつ、休校中の子どもや外出を自粛した人に向けてホームページで学習教材や映像資料を発信し続けた。

 5月28日には、研究員とスタッフが手分けして岩石やアンモナイトなど手で触れることができる標本や模型に「使用禁止」の紙を張り、展示品の消毒方法を確認。来館者の密集を避けるため、あちこちにあるベンチや椅子も間引いた。

 ある研究員はつぶやいた。「感染症の対策をしつつ、家族や仲間でくつろぎ、楽しんで学んでもらう空間をつくらなければ」

 コロナ禍で日常が変わっても、人と自然をつなぎ、知を社会に広める役割は変わらない。(門田晋一)

三田の最新
もっと見る

天気(7月16日)

  • 28℃
  • 22℃
  • 20%

  • 25℃
  • 20℃
  • 60%

  • 30℃
  • 22℃
  • 20%

  • 30℃
  • 22℃
  • 30%

お知らせ