三田

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イチゴ農家の原田真司社長(右)から手入れの仕方を学ぶヘルパー=原田いちごファーム
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イチゴ農家の原田真司社長(右)から手入れの仕方を学ぶヘルパー=原田いちごファーム

 新型コロナウイルス感染症の影響でイチゴ狩りの客が減り、未収穫果実を多く抱えた兵庫県三田市内のイチゴ農園を支援しようと、JA兵庫六甲が、収穫や手入れをしてくれる人を募る「収穫ヘルパー事業」を始めた。仕事やアルバイトがなくなった人々の緊急雇用対策としても実施。生産者は「廃棄量を抑えながら三田産のイチゴを知ってもらえる良い機会になる」と喜んでいる。(門田晋一)

 今月2日、同市尼寺の原田いちごファーム。三田市の主婦(45)が原田真司社長(37)に手ほどきを受けながら、余分な葉やつるを抜き取っていった。放っておくと病害虫の原因になりかねない。

 作業は午前9時~正午で、時給は900円。3日時点でコロナ禍に伴う失業者はまだ来ていないが、主婦は会員制交流サイト(SNS)で事業を知り、申し込んだという。

 「生産現場を見ることができて、とても勉強になっている。役に立てているのならばうれしい」

 原田社長は「収穫に忙しくなかなか他の作業が追い付かなかった。ヘルパーさんに入ってもらえて助かっている」と笑顔を見せた。

 市内には五つのイチゴ農園があり、毎年1~6月のシーズンには数万人がイチゴ狩りを楽しむ。ところが今年は同ファームでも2月ごろから団体客のキャンセルが相次ぎ、4月6日には収穫体験を休止。来園者は例年の半分の約5千人にとどまり、摘み取りに追われて葉やつるの処理に手が届かなくなっていたという。

 そこで市内の5農園とJAでつくる「観光いちごグループ」が考案したのが今回の事業だ。JAがヘルパー希望者を募って5農園と仲介し、1日計10人を受け入れる。事業費は66万円を計上し、JAと市が負担してヘルパーの給与や交通費に充てる。

 その他のイチゴ農園は、かさやいちご園(上相野)▽稲鍵ファーム(末)▽ながしお農場(沢谷)▽新さんだ農園いな岡(福島)。

 ヘルパーは収穫期が終わる6月中旬ごろまで募集する。JA兵庫六甲三田営農総合センターTEL079・563・4192

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