三田

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月が太陽の一部を隠す「部分日食」と金色のリング状に見える「金環日食」の仕組み(明石市立天文科学館提供)
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月が太陽の一部を隠す「部分日食」と金色のリング状に見える「金環日食」の仕組み(明石市立天文科学館提供)
市販の日食眼鏡を使って目を守ろう(明石市立天文科学館提供)
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市販の日食眼鏡を使って目を守ろう(明石市立天文科学館提供)
誤った見方の例。肉眼や望遠鏡で見たり、黒の下敷き、サングラスで観察したりしてはいけない(明石市立天文科学館提供)
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誤った見方の例。肉眼や望遠鏡で見たり、黒の下敷き、サングラスで観察したりしてはいけない(明石市立天文科学館提供)

 太陽が月の一部分に隠れる「部分日食」が21日夕方、兵庫県三田市をはじめ日本全国で約半年ぶりに観察できる。前回は曇りで見ることができず、今回を逃せば次の機会は10年後になってしまう。ただ、太陽を直接見たり、望遠鏡でのぞいたりするのはとても危険。愛好家でつくる「さんだ天文クラブ」のメンバーに日食の安全で楽しい見方を聞いた。(門田晋一)

 同クラブの加瀬部久司会長(69)は「日食は観察専用の眼鏡を使って見てほしい」と呼びかける。強い光を発する太陽を肉眼で見ると目を傷めてしまい、最悪の場合は失明する危険がある。光を抑える加工が施されている専用眼鏡ならば安全に観察できるという。

 くれぐれも、色付きの下敷きに透かす▽サングラスをかけて見る▽双眼鏡や望遠鏡で見る▽すすが付いて黒くなったガラス越しに見る-といった行為は危険なのでやめてほしいとする。

 日食眼鏡がなくても、「木漏れ日を観察してみるのも面白いですよ」と教えてくれた。今回の日食では太陽の約半分が欠けるため、枝葉の間から地面に差し込む光を見ると、三日月のような形になるそうだ。

 他に、ポテトチップスが入っている筒状の箱で投影機を手作りすることもできる。ふたを外してアルミホイルを張り、真ん中に直径約1ミリの穴を開けると光が差し込み、箱の底に太陽の像が映る。底を見ることができるように箱の側面を切り抜けば完成だ。

 「梅雨の時期で天気が心配だが、今回の日食は西の低い空なので比較的見やすい。新型コロナウイルスの感染予防で密集を避けながら観察を楽しみ、元気になってほしい」

 国立天文台などによると、この日はアフリカやアジアの一部地域で太陽の真ん中が月に隠れてリング状になる「金環日食」が起こり、日本では部分日食が観察できるという。

 三田では午後4時すぎに西の空で日食が始まり、午後5時10分ごろになると左下の影が最も大きくなり、くぼんだように見える。午後6時すぎに終わる見込み。

 前回の昨年12月26日、三田の上空は厚い雲に覆われてしまった。紀伊半島や房総半島といった一部地域では2023年4月20日にも見られるが、三田でのチャンスは30年6月1日までないという。

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