三田

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ひらひらと細かい花びらを持つ花=三田市川除
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ひらひらと細かい花びらを持つ花=三田市川除
うっそうと生えるヒメジョオン=三田市川除
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うっそうと生えるヒメジョオン=三田市川除

 腰の高さまですっと伸びた茎の先に1センチぐらいの小さな花が開いている。芯は黄色く輝き、花びらはまぶしいほどに白い。花が密集すると時計の中で精巧に動く無数の歯車を思わせる。

 キク科の一年草「ヒメジョオン」。幕末にあたる1865年ごろ、見た目の可憐(かれん)さから観賞用として持ち込まれ、明治の始まりには雑草になった。現在は全国の田畑や堤防、道路脇といった身近な場所でも見ることができる。

 ところが、刈り取られても抜き取られても繁殖し、除草剤にも強いという頑強な側面を持つ。高山帯の貴重な草花のすみかも奪いかねないとして、環境省は「生態系被害防止外来種リスト」に加えることにした。

 かわいい、かわいい…とちやほやされた時代は遠くなりにけり。来日250年を過ぎて「外来種」のレッテルを張られるなんて、どこで歯車が狂ったのか。(門田晋一)

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