三田

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 兵庫県三田市の2019年度末の人口は前年度比1079人減の11万1294人と、減少幅が過去最大になったことが市への取材で分かった。市外への転出が増えることによる「社会減」と、亡くなった人の数が出生数を上回る「自然減」が共に進んだ結果と見られる。まちづくりの課題に挙げる「急速な高齢化と人口減少」が始まりつつあり、市は詳細な分析に取り掛かる。(高見雄樹)

 年度末時点の人口は2013年度以降、前の年度に比べて減少を続けている。特に18年度は665人減、19年度は初めて千人を超える減少となるなど、落ち込みが大きくなっている。

 1年間を通じた人口の増減要因を見ると、19年度に住宅の取得や進学などで市内に転入した人は4040人だった。逆に市外への転出者は4856人。転入から転出を引いた社会減は816人となり、人口が減った要因の約8割が市民の“流出”によるものだった。

 転入は前年度から約230人減少しており、市政策課は「ニュータウンの開発余地が少なくなったことが大きい」と分析する。

 毎年760~770人で安定していた出生数は、19年度に658人に急減。一方で800人台だった死亡数は921人に増え、自然減も近年では最多の263人に上った。同課は「出生数が一気に落ち込んだ要因は分からない。今後の変化を注視したい」とする。

 過去5年の社会減と自然減の様子をグラフで見ると、19年度はいずれの減少幅も大きく、ワニが口を開いたような形になっている。今年3月は新型コロナウイルスの感染拡大で学生らの転入手続きが進まなかったことが影響した可能性はあるが、今後も“ワニの口”が開き続ければ人口減少が加速することになる。

 同課は「年度末は転入と転出が多く、曜日の並びが影響することもある」としながら、「千人減というのは大きな数字。少し時間をかけて年代別や地域別の数字を丁寧に分析し、今後の施策に生かしたい」としている。

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