三田

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市が設置した電気柵。中には危険を知らせる表示も添える=2015年、三田市香下
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市が設置した電気柵。中には危険を知らせる表示も添える=2015年、三田市香下
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 イノシシやシカといった有害鳥獣による農作物被害について、兵庫県三田市内で2019年度の被害額が1012万円となり、前年度から半減して過去9年間で最も少額になったことが市のまとめで分かった。集落や田畑を囲む金網、電気柵の総延長は約200キロに及び、直線距離にして三田市から静岡県に迫るまでに整備されたことで市は一定の効果が出始めたとみている。(門田晋一)

 市によると、農作物の被害額はここ数年1300万円台で推移し、18年度に過去最高の1999万円を記録したが、19年度は約990万円も減った。

 18年度の極端な増加については西日本豪雨や台風21号などと風水害が続き、山が荒れて食物が減ったために動物が人里まで下りてきた可能性もある。その上で、19年度に減少した理由には「金網や電気柵の整備が進み、人間と動物のすみ分けができるようになってきた」とする。

 三田からの直線距離で見ると、17年度の総延長は170キロで名古屋市を超える程度だったが、19年度はさらに25キロ延びて静岡県手前の愛知県豊橋市に至る。

 ただ、被害額は減るも捕獲数は増えておらず、19年度に捕まえたのは517頭で前年度より290頭も少ない。内訳はイノシシが168頭(18年度341頭)▽シカ137頭(132頭)▽アライグマ206頭(326頭)▽ヌートリア6頭(8頭)-だった。

 市は13年度、県猟友会三田支部のメンバーを中心に「市鳥獣被害対策実施隊」を立ち上げて7年が過ぎた成果を強調。毎年約20人が被害調査を踏まえて捕獲する活動が、里山に近づこうとする動物を少なくさせているとみる。

 担当者は「実施隊の活動を継続させつつ、金網や電気柵をしっかりと張って農作物への被害を抑えたい」としている。

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