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「友」の字源を解説する岡篤教諭=神戸市立ありの台小学校
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「友」の字源を解説する岡篤教諭=神戸市立ありの台小学校
小学生向けに部首の書き方を教える岡さんの動画(ユーチューブより)
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小学生向けに部首の書き方を教える岡さんの動画(ユーチューブより)

 兵庫県三田市や同県小野市を中心にボランティアで「親子国語教室」を開く神戸市の小学校教師、岡篤(あつし)さん(56)が、子どもの国語力を伸ばす方法を伝える保護者向けのオンライン講座を配信している。人呼んで「字源先生」。漢字の成り立ちを学ばせ、行間を読む力や語彙(ごい)力を段階的に身に付けさせる必要性を説く。動画投稿サイト「ユーチューブ」に10分程度の動画を全11回、毎週土曜日に追加していく。

 岡さんは、小学校の授業にプログラミングや英語など新分野が増える中、どんな学習の基礎にも国語力があり、漢字を学ぶことがその第一歩だと考えた。

 例えば「友」。これは二つの右手を組み合わせた字で、手を取り合い、助け合う仲間を意味する。だから、書き順も手のひらを指す横棒から先に書くという。

 「字源を知れば書き順も正しくなり、意味を探る思考力や想像力を磨くことにもつながる」と話す。

 その上で、国語力の土台は、親子の会話や経験という「生活環境」でつくられると指摘。中でも本の読み聞かせを勧めつつ、漢字を正確に読み、場面をイメージする力を育てることで読解力を伸ばせるとしている。

 オンライン講座は初めて実施。教室は休日に開いてきたが、新型コロナウイルスの影響で3月に中止し、授業の減った子どもを支援できないかと模索をしてきた。

 動画では、読解力の身に付けさせ方を段階的に説明。さまざまな漢字の成り立ちに加え、物語の一場面を絵で表現させた後、俳句で伝えさせるといった指導方法も紹介する予定だ。

 岡さんは「国語力は人の気持ちを読む力にもつながる。外出を控え、コミュニケーションが取りづらい今だからこそ、親子で考えてみてほしい」と話す。

 8月からウッディタウン市民センターや、小野市のうるおい交流館エクラで親子教室を1回5組限定で再開。テレビ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使い、親子とマンツーマンで開く個別オンライン教室も始める。教室に関する質問はメールatushioka5@gmail.com(喜田美咲)

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