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彗星の模式図(国立天文台ホームページから引用)
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 国立天文台によると、今回、太陽に近づいた「ネオワイズ彗星(すいせい)」は2011年に観測された「ラブジョイ彗星」以来の明るさという。7月下旬にかけて、見える位置が高くなる半面、遠ざかると明るさはどんどん落ちて観察しづらくなる可能性がある。せっかくだから見てみたい-。彗星の秘密と上手な観察方法を聞いてみた。

 「尾っぽは進行方向と逆向きに出ているわけではないんです」と担当者。彗星は核の表面を氷が覆っている。太陽に近づくと熱で表面が溶け、中に含まれる不純物が放出される。光の玉のように輝く部分を「コマ」と呼び、尾っぽのうち、ガスでできている部分は「イオンの尾」、ちりは「ダストの尾」と名付けられている。太陽の光の圧力で不純物が太陽とは反対側に伸びて尾を引いたように見えるそうだ。

 16日現在、ネオワイズ彗星の明るさは2等程度で、例えるならばカメラのピントをぼかして2等星・北極星を撮影した状態に近いという。彗星の核は氷や不純物が覆っているためサイズや輪郭がはっきり分からず、見え方を正確に予測するのは難しいのが実情だ。

 7月後半は日没後の1時間程度、低い空から日を重ねるごとに高い場所に移っていくため見えやすくなる。しかし徐々に明るさは落ちていくため、市街地では空の明るさに紛れてしまい、肉眼では見づらくなる可能性がある。

 担当者は「双眼鏡やオペラグラスを使って観察してください」と呼びかける。7月末には、ほとんど見えなくなるため夜空が暗い山間部で望遠鏡を使った観察を勧めている。(門田晋一)

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