三田

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杉の木に囲まれたログハウス=三田市藍本
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杉の木に囲まれたログハウス=三田市藍本
「晴れた日は外でバーベキューも楽しめます」と話す吉田さん=三田市藍本
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「晴れた日は外でバーベキューも楽しめます」と話す吉田さん=三田市藍本
カセットこんろやフライパンもあり、さまざまな料理が楽しめる=三田市藍本
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カセットこんろやフライパンもあり、さまざまな料理が楽しめる=三田市藍本
テレビは置かず、レコードが流れる空間でゆったりと過ごす=三田市藍本
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テレビは置かず、レコードが流れる空間でゆったりと過ごす=三田市藍本
家の隣には水遊びが楽しめる小川が流れる=三田市藍本
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家の隣には水遊びが楽しめる小川が流れる=三田市藍本

 新型コロナウイルス感染症の再拡大に備える動きが広がる中、兵庫県三木市の施工業者が人の密集を避けつつ楽しめる新しいアウトドアを提案する施設を23日、同県三田市藍本にオープンさせた。会員制のシェアセカンドハウス「秘密基地247SANDA Base(サンダ・ベース)」。感染症対策と空き家解消の両方をかなえる狙いがある。(喜田美咲)

 JR藍本駅から車でおよそ10分。オーナーいわく「秘密基地だから、会員以外には詳しい場所は教えられない」。車1台がやっと通れる山道を進み、一軒家にたどり着いた。

 約330平方メートルの敷地にキッチンやシャワー、トイレがある20畳ほどのロフト付きログハウスと、10畳の離れがある。外にはバーベキューができるこんろもあり、これからの季節にぴったりの避暑地。家の隣には小川が流れ、鹿がやってくることもあるという。

 「シェアセカンドハウス」とは耳慣れない言葉だが、会員たちが1軒の別荘を交代で利用する仕組みだ。会員は限定25人を募集し、それぞれ空いている日に予約して使う。会員の配偶者や子ども、親など1親等以内は自由に利用でき、会員の一家につき1人(12歳以下なら何人でも)まで友人らを招くことができる。

 運営するのは家の新築やリフォームを手掛ける吉田木材(三木市吉川町)。同社が約35年前に手掛けた三田市内の別荘が昨年、オーナーの高齢化により手放された。もう一度別荘として売り出すか、壊してしまうか。検討する中、新型コロナの影響で密集地への外出を控える人が増え、プライベートな空間で自然に触れられる場所は需要が高まるのではないかと考えた。

 そこで、代表取締役の吉田智計さん(40)が発案したのが今回の施設だ。「子どもの頃、わくわくして誰もが憧れた秘密基地を作りたい」。必要な箇所を修繕し、毎日1日中(24時間)楽しめるようにと「秘密基地247」と名付けた。

 家具や調理器具、食器は備え付けてあり、利用者は食材や調味料のみ持参する。掃除は会員同士で掃除機を使うなどして清潔に保つ。離れは寝袋で昼寝をしてもよし、ヨガで汗を流してもよし。「あえてテレビは置かず、ゆったりと過ぎる時間を味わってもらえるようにした」という。

 所有者の高齢化で手放された別荘や空き家は、放置されると倒壊の危険性もあり、周辺環境にも悪影響を及ぼしかねない。吉田さんは全国を視察して基地として生かせる物件はないか、基地のオーナーになってくれる人はいないか今後も探していくという。

 「今の若い世代はローンや維持費を考えると別荘には手が出せないと考えがち。新しい方法で気軽に非日常を楽しんでほしい」

 応募者多数の場合は抽選とする。年会費は1万9千800円(水道光熱費込み)で1回の利用につき5千800円。問い合わせはメールhimitsukichi247@gmail.com

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