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三田市商工会が新設した起業家支援施設の共用オフィス=三田市天神1
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三田市商工会が新設した起業家支援施設の共用オフィス=三田市天神1

 小規模のオフィスや語らいの場などを設けた「起業家支援施設」がこのほど、三田市商工会館(兵庫県三田市天神1)の3階にオープンした。新たに事業を始める人を増やして地域経済を活性化させようと、商工会が県や市の補助を受けて開設。週に3日間、施設に出向く経営支援の専門家から実践的なアドバイスを受けられる。テレワークの拠点としても注目されそうだ。(高見雄樹)

 同施設は3階の全フロアを利用し、広さは約500平方メートル。完全個室で終日利用可能なプライベートオフィス(17~19平方メートル)が6室▽午前9時~午後5時に利用でき、隣席との間に仕切りを設けたレンタルデスクが8席▽月~水曜日を除く午前9時~午後5時に利用でき、椅子や机を配置した広さ130平方メートルのコワーキングスペース(共用オフィス)-という3種類の形態を用意した。

 共用のプリンターや無線通信環境を完備し、月額利用料は個室が2万3千円から、レンタルデスクは1万5千円。共用オフィスは5千円からで、学生は2500円に設定した。1回だけでも500円から利用できる。契約期間は最大3年で、更新はできない。

 利用者からの相談に応じるため、商工会は約20人の中小企業診断士らでつくるKIG(神戸市中央区)と契約を結んだ。同グループは企業に勤めながら副業として経営支援に取り組むコンサルタントの集団で、土日を含む週3日、メンバーが経営相談に当たる。外部講師を招いたセミナーや交流会も企画する。

 3階には商工会の事務局が入っていたが、1階に移転した後に約2千万円をかけて改装した。うち550万円を県と市が補助。同様の補助を受けて商工会が施設を作るのは、同県芦屋市に続き2カ所目という。これとは別に、市は5年間で計1000万円を運営費として商工会に補助する。

 当初は4月の開設予定だったが、新型コロナウイルスの影響で8月にずれ込んだ。施設の名称は来年春までに、利用者の意見を聞いて決める。テレワークを取り入れる企業が増えており、出社せずに自宅以外で仕事に打ち込める場所としても売り込む。

 個室への入居第一号となった住宅設備業「シンプルライフ」の長村(おさむら)裕之さん(45)=神戸市北区=は、新規事業への参入を構想中。「いろんな業種の人たちと交流できるのが魅力。低コストで最適な広さのオフィスを借りられて感謝しており、事業を通じて地元に恩返しができれば」と話していた。

 商工会事務局TEL079・563・4455(平日の午前8時半~午後5時半)

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