三田

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米田由実さん
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間もなく完成予定のパンフレット
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間もなく完成予定のパンフレット
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間もなく完成予定のパンフレット

 10代、20代の若者に政治や社会の仕組みを分かりやすく伝え、10月4日投開票の兵庫県三田市議選への投票を促す取り組み「VOTE FOR SANDA(ボート・フォー・サンダ)」が動き始めた。三田で生まれ育った神戸市外国語大学3年の米田由実さん(22)=同市=を中心に、約15人の大学生らが参加。「10代の投票率を80%に引き上げる」を目標に、高校での啓発準備などを進める。(高見雄樹)

 VOTE-は選挙を通じ、若者が自分らしい選択を考えるきっかけを提供する。間もなく配布するパンフレットでは選挙の仕組みや三田の現状、市議の仕事などを、情報やデータを視覚的に表現するインフォグラフィックで解説している。

 例えば、「議員報酬はいくら?」の問いには「月額50万円(7月以降は3%カット)」。「どうして投票しなきゃいけないの?」には「58~69歳の人口約2・1万人に対し、18~29歳は約1・4万人」「2016年参院選の年代別投票率は60代74%、50代65%、20代37%、10代49%」という数字を示し、「若者の人数は少なく、投票率は低いから」などと説明している。

 パンフレットは市内6高校の3年生に配布するほか、飲食店などに置いてもらう。既に1校からは許可を得ており、27日の告示前には配布できる見通し。残りの高校ともプロジェクトの趣旨を説明し、交渉を進めている。

 ポスターも作り、公共施設などに掲示する。新型コロナウイルスでキャンパスへの立ち入りが制限されている大学生向けには、インスタグラムなどの会員制交流サイト(SNS)で情報発信する。

    ◇    ◇

 このプロジェクトは大学生らが昨年立ち上げた一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN(ノー・ユース・ノー・ジャパン、東京)が企画。同法人は10代と20代(U30)の投票率を上げ、政治への参加増を目指す。特定の政党や政治家は支持せず、思想や意見、世代の違いを受け入れて活動する。

 地方選挙の際、その地域に住む20代を募って候補者へのインタビューや選挙情報を発信するVOTE-のような企画は、今年5月の神奈川県小田原市長選、7月の東京都議北区補選に次いで三田市議選が3回目という。

 米田さんは今年3月から同法人の活動に参加。都議補選などに関わるうち「大好きな三田を、若者がわくわくしながら投票できるようなまちにしたい」と企画した。8月下旬にインスタで参加を募ると、三田に住む大学生4人らが応じた。15人のメンバーとはビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」で連絡を取り、準備を進めている。

    ◇    ◇

 過去に市内であった選挙では、10代と20代の投票率はいずれも平均を下回る。VOTE-では前回市議選で33・21%だった10代の投票率を、80%に上げることを目標にする。

 米田さんは「投票や政治参加を押しつけるのではなく、みんなが大事にしたいことを考え、判断する材料を提供したい。考えた上で『投票に行かない』と決めるのは自由だと思う」と話している。

 同プロジェクトのメールvotefor.sanda@gmail.com

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