三田

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喜びを語る田中美香さん=城山公園
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喜びを語る田中美香さん=城山公園
9月に立て続けに記録を更新した田中さん(右から2人目)=9月27日、大阪市東住吉区(提供)
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9月に立て続けに記録を更新した田中さん(右から2人目)=9月27日、大阪市東住吉区(提供)

 趣味で陸上競技に取り組む兵庫県三田市の田中美香さん(50)が、9月に出場した中長距離走の大会で3部門の女子のマスターズ日本記録を更新した。22年ぶりに記録が塗り替えられた部門も。家事やパートの合間を縫って練習を重ねる田中さんは「練習の成果が発揮できた」と喜んだ。(小森有喜)

 日本記録を更新したのは、1500メートル走(4分55秒45)▽3千メートル走(10分31秒43)▽5千メートル走(17分46秒80)-の3種目。それぞれ姫路、神戸、大阪市で行われた記録会や選手権で記録した。1500メートルは誕生日前に49歳で走ったため「45~49歳部門」で、他は「50~54歳部門」で達成した。

 特に3千メートルは、これまでの記録を10秒も上回る驚異的なタイムで、更新自体も22年ぶり。日本マスターズ陸上競技連合の事務局によると1カ月に3部門での更新はかなり珍しく、担当者は「コロナ禍で大会も減ってチャンスも少ない中、すごいこと」と話す。

 田中さんは中高生の時に陸上部で短距離走に取り組んだ。その後は競技から離れていたが、結婚して次男の子育てが落ち着いた30代から「ダイエットがてら」と再開。次第に本格的に取り組むようになり、昨年には全日本マスターズ駅伝の県代表に選出されるまでになった。

 「努力したことがそのまま結果に表れるのが楽しくて」。現在、大学受験を控える次男の面倒を見ながら、週3、4日は事務のパートを続けるなど忙しい毎日を過ごす。それでも雨の日も早起きし、1、2時間は城山公園(三輪)などで練習。マスターズ駅伝の北垣章監督(57)から調整法を教わり、最近はさらにタイムが伸びるようになった。

 次なる目標は、12月に岡山市で開催されるハーフマラソンでの記録更新。田中さんは「学生の頃に満足いく結果を残せなかったから、その夢の続きを見ている感じ。生きている限り走り続けたい」と笑った。

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