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米袋でエコバッグを作った仲幸子さん=三田市上青野
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米袋でエコバッグを作った仲幸子さん=三田市上青野

 レジ袋有料化でエコバッグの利用が広まる中、上青野営農組合(兵庫県三田市上青野)が、収穫した米の保存袋をエコバッグにリメークしている。作るのは組合員の仲幸子さん(65)で、これまで廃棄していた紙製の袋を有効活用した。「品種名 コシヒカリ」「生産者 上青野営農組合」と書かれたバッグは業務用の名残を残しつつ、よく見ると個性的で、1周回っておしゃれ? 地域の朝市で地元野菜と一緒に1袋100円で販売している。(喜田美咲)

 バッグは高さ約35センチ、幅約50センチ。30キロ用の米袋を加工しており、底が丈夫で重さに強く、買い物袋に使えるほか、紙は通気性がよくて野菜の保存袋にもなる。

 市内では今年9月が稲刈りのピークとなり、同組合では「コシヒカリ」「どんとこい」などを計60トン収穫した。米の保存・販売用に30キロ用の米袋2千枚を用意しており、そのまま30キロで売る場合もあるが、10キロや5キロの袋に小分けにすることも多く、最後には例年300枚ほどが残るという。

 袋は何年産の米が入っているかを明記しているので来年には使い回せないが、捨ててしまうのはもったいない。何か生かせる方法はないか-。同組合の米販売担当で手芸が趣味の仲さんが思いついたのが、エコバッグへの転用だった。インターネットでリメークする方法を調べて試作し、9月から上青野の農業倉庫前広場である「日曜朝市」に出品し始めた。

 材料は米袋のほか、一穴パンチと接着剤、割りピンのみ。作り方は、まず袋を半分に切る。そのまま袋の底のマチをかばんの底にするので、下半分を使って袋の口を折り曲げる。その後、上半分で持ち手部分のパーツ2本を作り、パンチで穴を空けてピンで袋に取り付ける。工程はシンプルだが、内側のピンの足に手が当たらないよう、紙でカバーを付け、底も紙で補強するなど、細かな気配りを忘れない。

 唯一の弱点は水だという。仲さんは「紙だから汚れても廃棄しやすい。裏面は無地なので絵を描いてオリジナルの袋にして楽しんでほしい」と話す。

 今後は5キロや10キロの袋で小さめサイズを作ることや、残った上半分の袋でマチの広いバージョンを作ることも検討していく。

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