三田

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小山一樹捕手(右)と落合秀市投手=三田市三輪、アメニスキッピースタジアム
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小山一樹捕手(右)と落合秀市投手=三田市三輪、アメニスキッピースタジアム
打率が4割を超える小山捕手=三田市三輪、アメニスキッピースタジアム
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打率が4割を超える小山捕手=三田市三輪、アメニスキッピースタジアム
球威のあるストレートで打者を抑え込む落合投手=三田市三輪、アメニスキッピースタジアム(チーム提供)
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球威のあるストレートで打者を抑え込む落合投手=三田市三輪、アメニスキッピースタジアム(チーム提供)

 いよいよ26日は、プロ野球ドラフト会議。兵庫県三田市を拠点とするさわかみ関西独立リーグ球団「兵庫ブルーサンダーズ」(ブルサン)には、指名に期待がかかる選手が2人いる。小山一樹捕手(21)と落合秀市投手(19)。日本野球機構(NPB)入りの夢を追い、プレーを続けてきた2人に心境を聞いた。(小森有喜)

 副キャプテンとしてチームを引っ張る小山捕手は、今シーズンの打率が4割を超え、出塁・長打率を足した「OPS」は驚異の10割以上。4番でチームの要として活躍している。

 出身は神戸市北区。中学時代は三田市の硬式野球チーム「三田ボーイズ」でプレーし、名門の済美(さいび)高校(愛媛県)を経て上武大学(群馬県)に進学するも、1年生の秋ごろから肩が痛みだした。

 ファーストや指名打者に移って肩を休めながら試合に出ていたが、「もう一度キャッチャーに専念したい」という思いが募った。治療に専念するために大学を中退し、子どもの頃から親しみがあったブルサンで昨年からプレーしている。

 昨年のドラフト会議でも指名候補として注目を集め、パブリックビューイングには多くのファンもつめかけた。指名はならず、「来年こそは必ずプロに行く!」と紙にしたためて決意を新たにした。

 現在、肩は完治して送球力は学生時代よりも磨きがかかった。打撃もレベルアップして広角に強い打球が打てるようになった。9月下旬には巨人のトライアウトに招集され、優秀者リストに残るなど猛烈にアピールできた。

 もし大学に残っていれば、来春に卒業する。「同い年の選手がたくさん候補に挙がっている。今度こそ指名されて、たくさんの人に恩返ししたい」と表情を引き締める。

   ◇   ◇

 もう一人、高卒1年目の落合投手は、身長185センチの恵まれた体格から、最速149キロの直球と精度の高い変化球を繰り出す。和歌山市出身。和歌山東高校でエースだった昨年は「紀州の豪腕」として全国に名をとどろかせ、上位指名が確実視されていた。

 結局、ドラフトに名前は挙がらなかった。「絶対にプロに行けると思っていて…。何も考えられなくなった」。自暴自棄になり「野球をやめる」と発言したことも球界で波紋を呼んだ。

 それでも今は「指名されなかった分、プロに行きたい気持ちが強くなった」と語る。ブルサンに入団してからは、技術だけでなく、メンタルを強くすることを意識するようになった。高校時代は少し打たれたり、味方がエラーしたりすると調子を崩しがちだったが、冷静に自分のピッチングをできるようになってきたという。

 「育成選手でも構わない。とにかくプロに行って自分の力を試したい」。思いは一層強くなっている。

   ◇   ◇

 ブルサンは例年、ファンに向けてドラフト会議のパブリックビューイングを実施しているが、今年は新型コロナウイルス感染対策のために関係者だけで行う。

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