三田

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卓球で8歳以下の日本代表に選ばれた岡田蒼空君=中央町
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卓球で8歳以下の日本代表に選ばれた岡田蒼空君=中央町
コーチでもある両親と、プロ選手の動画を見る蒼空君=中央町
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コーチでもある両親と、プロ選手の動画を見る蒼空君=中央町
赤ん坊の頃、父真治さんと一緒にボールを打つ蒼空君(提供写真)
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赤ん坊の頃、父真治さんと一緒にボールを打つ蒼空君(提供写真)
練習に励むあかしあ台小学校2年の岡田蒼空君=三田市駅前町
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練習に励むあかしあ台小学校2年の岡田蒼空君=三田市駅前町
神戸新聞NEXT
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神戸新聞NEXT

 兵庫県三田市立あかしあ台小2年の岡田蒼空(そら)君(8)が、卓球U-8(8歳以下)日本代表に選ばれた。同年代の小学生で代表になれるのは全国で3人だけ。両親に支えられながら猛練習に励み、張本智和選手(17)ら有力選手もたどった登竜門を突破した蒼空君は「オリンピック選手になりたい」と意気込んでいる。(小森有喜)

 父真治さん(35)と母夕奈(ゆな)さん(33)、祖父の恭治さん(66)が元実業団の選手という“卓球一家”に生まれた。赤ん坊の頃から卓球道具に囲まれて育ち、1歳にもなると卓球台に乗り、両親に体を支えられながらボールを打ち返していた。

 5歳の時に「本気で卓球をしたい」と両親に伝えた。その時も教室には通っていたが、より練習に没頭できる環境を整えるため、両親自らが教室を開くことを決心。退職して三田駅近くでビルの一室を借り、「OKATAKU」(三田市中央町)をオープンさせた。

 それ以来、練習漬けの毎日を送る蒼空君。学校が終わった後の午後4時ごろから両親と特訓、夕食や宿題の時間などを挟んで同11時前まで練習。家に帰ってからも素振り。「みんなと遊べる友だちがうらやましい時もある。でも、頑張ったら結果がついてくるから、つらくない」

 10月上旬、岡山市で開かれた男子バンビの部(小学2年生以下)の日本代表を決める西日本地区選考会。この前日ばかりは緊張で眠れなかったという。

 それでも試合では、4選手の総当たり戦で1セットも落とさずに圧倒的な力を見せつけ、東日本の2人とともにU-8日本代表に選ばれた。代表では、例年なら海外遠征などが組まれるが、今年は新型コロナ禍で国内での強化合宿と、オンラインによる指導が行われている。

 張本選手をはじめ、五輪出場選手は、8歳以下の年代から日本代表に選ばれ続けているケースがほとんど。それでも「日本代表にはなったけど、日本一になったわけじゃない。もっと練習しないと」と表情を引き締める蒼空君。10代での五輪出場を目指し、努力を続けている。

■上達の秘けつ、ユーチューブ

 自宅では、両親のスマートフォンを借りて動画投稿サイト「ユーチューブ」に見入っているという岡田蒼空君。もっぱら卓球関連のものばかり視聴している。「好きな選手の試合は見尽くしちゃった」とか。

 5歳ぐらいから選手の「ものまね」にも凝り始め、内容はどんどんマニアックに。今では「中国の○○選手の打球点(ボールを打つポイント)」など、元実業団選手である両親ですら分からないネタを披露しているという。

 動画を見ている時は選手の打ち方の癖を観察し、自分のプレーに取り入れている。例えばサーブでは、しゃがみ込んだり、バックハンドで打ったりと4種類を試合の中で使い分け、それぞれが得意な選手の動きを取り入れているという。

 何事も上達の近道はまずまねることというが、蒼空君の吸収力は段違いのようだ。

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