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15色の糸を織ってブータン国王夫妻の写真(左下)を緻密に再現=三田市総合文化センター・郷の音ホール
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15色の糸を織ってブータン国王夫妻の写真(左下)を緻密に再現=三田市総合文化センター・郷の音ホール
作品を近くで見ると15色の糸で織られていることが分かる=三田市総合文化センター・郷の音ホール
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作品を近くで見ると15色の糸で織られていることが分かる=三田市総合文化センター・郷の音ホール
陰影が細部まで作り込まれた十一面観音像=三田市総合文化センター・郷の音ホール
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陰影が細部まで作り込まれた十一面観音像=三田市総合文化センター・郷の音ホール
岡田俊一画「源氏物語織絵巻」を模した作品=三田市総合文化センター・郷の音ホール
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岡田俊一画「源氏物語織絵巻」を模した作品=三田市総合文化センター・郷の音ホール
瀬戸内寂聴さんのコーナーでは、寂聴さんの法話映像も見ることができる=三田市総合文化センター・郷の音ホール
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瀬戸内寂聴さんのコーナーでは、寂聴さんの法話映像も見ることができる=三田市総合文化センター・郷の音ホール

 何千、何万本の糸を織り、観音像や源氏物語の一幕を再現する「西陣美術織」の巡回作品展「祈りと美の回廊」が兵庫県三田市天神1の市総合文化センター・郷の音ホールで開かれている。15色の糸が織りなす繊細で緻密な作品約60点が並ぶ。24日まで。

 作品は西陣美術織工房(京都市)の職人20人が制作。疫病を鎮めるとされる「十一面観音像」や、江戸中期に活躍した京都の絵師、伊藤若冲(じゃくちゅう)の「動植綵絵(どうしょくさいえ)」を掛け軸として展示する。

 観音像は縦約5千本、横約3万本の糸で1年半かけて作り、仏像を所有する奈良県桜井の聖林寺(しょうりんじ)などにも置いている。他にも作家の瀬戸内寂聴さんが数えで100歳になるのを記念し「生きることは 愛すること」などと記した絵画を織り上げた作品もある。

 西陣織の職人らでつくる実行委員会が主催し、NPO法人「国際芸術文化交流協会」(京都府)が後援。昨年10月から3年かけて全国100会場を巡り、兵庫県では今回が初となる。

 西陣織といえば着物の帯で知られるが、近年は帯の需要が落ち込み、職人の高齢化も進む。同工房の蔦田文男会長が伝統工芸を残したいと考え、約20年前に写真や絵画を模した作品作りを始めた。

 蔦田会長は「写真のようだが、近くで見ると光沢感や奥行きも楽しめる。西陣織の魅力ある世界を堪能してほしい」と話す。無料。午前10時~午後5時(最終日は同4時)

(喜田美咲)

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