神鉄フラワータウン駅前に商業施設 来春開業へ

2021/03/11 05:30

新たに建設されるフラワータウン駅前商業施設のイメージ図(提供)

 神戸電鉄フラワータウン駅(兵庫県三田市弥生が丘1)の駅前にある同県の用地で、カフェやフィットネスクラブなどが入る複合商業施設の建設計画が進んでいる。事業予定者によると、来春の開業を目指している。 関連ニュース 新三田駅東に大型スーパー「ラ・ムー」 24時間営業、21年春に開業 三田阪急8月1日営業終了 6月16日から閉店セール 阪急バス、三田市内の2路線廃止へ 2021年4月

 多くの人が利用する同駅前を活性化する県の土地活用事業の一環で、今年2月、事業提案を競う書面審査を行った。計5社が参加し、設計や運営管理の委託先として大阪府箕面市の不動産業者「UCM」が選ばれた。
 同社の提案内容によると、フィットネスやクリニック、ドラッグストア、カフェなどを備える2階建ての複合施設を配置する。
 用地は、現在空き地となっている駅西側の敷地約2700平方メートル(弥生が丘1)で、商業施設「フローラ88」に隣接。昨春までは衣料品店(GU)があった。今年3月にUCMと県が土地売買契約を結んだ後、事業に着手し、2022年春に開業を予定している。UCMの土地購入予定価格は2億4800万円という。(小森有喜)

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