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作品について生き生きと話す今西さん=三田市内
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作品について生き生きと話す今西さん=三田市内
うろこの模様や魚の表情が特徴的な「魚々」
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うろこの模様や魚の表情が特徴的な「魚々」
ピンクや黄色など、鮮やかな色が目を引く
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ピンクや黄色など、鮮やかな色が目を引く

 兵庫県三田市に住む農業、今西暢子さん(79)が28日~5月3日、大阪府池田市の「市立ギャラリーいけだ」で油絵の個展を開く。絵を本格的に始めたのは還暦前。以来、「晴耕雨読」ならぬ「晴耕雨描(びょう)」の生活だといい、晴れた日は畑仕事に精を出し、雨が降ると家や納屋をアトリエに筆を走らせる。(喜田美咲)

 「カボチャの中にはね、種とトウモロコシとブドウがあるの」。そう紹介するのは、深い緑に黄色い線が印象的な「夢みるパンプキン」。ピンクや黄色が混ざったにぎやかな料理が、フライパンや皿に盛られている食卓の絵は「まぁちゃんの誕生日」。思わず声に出して読みたくなる題「魚々(ぎょぎょ)」では、オレンジや水色の混ざった魚が深い青の中を泳いでいる。濃い色や力強い線を効果的に使い、日常から見えたものや頭の中で生まれる世界を切り取っている。

 これまで約50点を手掛けてきた。師として仰ぐ洋画家佐崎(さざき)紘一さん=三田市=の後押しもあり、一般の人に見てもらう場を設けようと考えた。初めての展示会は力作23点を並べる。

 絵を描くことは昔から好きだったが、意識して描き始めたのは20年前。何度か絵を見てもらっていた佐崎さんに「見たままを描くなら写真でいい。何か『面白いやん』と思えるように描こう」と助言され、表現が広がっていった。

 パイナップルや花瓶に入ったユリなど、対象はもっぱら身の回りにあるもの。農業や家事の合間に時間ができたら絵筆を握る。

 「こだわりがあるわけではない」と控えめに話しつつも、「思うままに塗り重ね、感じたものが色や曲線になっている」と作品をわが子のように見つめる。技術を専門的に学んできていないからこそ、ありのままを表現してきた。今西さんは「始めるのに年齢は関係ない。心で描いた作品を多くの人に見てもらいたい」と話す。

 無料。午前10時~午後6時(最終日は同4時)。いけだ市民文化振興財団TEL072・750・3333

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